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興味史に残る伝説である
この詩を史に残す。
洒落てない。小汚い。
人はみな死ぬ。
タイミングは知らぬ。
だが、地球から見てみれば、ほぼ同じタイミングであろう。
そう見えるだろう。
ふと、地球の気持ちなってみる。
僕らみんな「寄生虫」であることに気づいてしまう。
そろそろ地球は病院に行くであろう。
自分の健康体が寄生虫に蝕まれてることに気付いて。
だがおそらく、我らはしぶとい
宇宙の科学をものともしない害悪生物だろう
そんな僕らを恨む惑星たちよ
我らは望んで生まれてきてはいないだろう
望んで生き延びてはいるが、
産んだのはそちらであろう。
僕は知らないが
僕らが生まれる前の地球と、僕らが滅んだ後の地球
どうせ生まれ死ぬなら、生まれない方が良かった?
滅ぼしてくれるな
救え、我々を
こんな変な詩を書いているとふと思う
ここで綴るのを終わりたい
「アダムのために」