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人は自分達が生態系で最上位だと信じすぎた  作者: 入江潤
弌 手をかざす、虹が出る
12/23

興味史に残る伝説である

この詩を史に残す。


洒落てない。小汚い。


人はみな死ぬ。


タイミングは知らぬ。


だが、地球から見てみれば、ほぼ同じタイミングであろう。

そう見えるだろう。


ふと、地球の気持ちなってみる。


僕らみんな「寄生虫」であることに気づいてしまう。


そろそろ地球は病院に行くであろう。


自分の健康体が寄生虫に蝕まれてることに気付いて。


だがおそらく、我らはしぶとい


宇宙の科学をものともしない害悪生物だろう


そんな僕らを恨む惑星たちよ


我らは望んで生まれてきてはいないだろう

望んで生き延びてはいるが、


産んだのはそちらであろう。

僕は知らないが


僕らが生まれる前の地球と、僕らが滅んだ後の地球


どうせ生まれ死ぬなら、生まれない方が良かった?


滅ぼしてくれるな

救え、我々を


こんな変な詩を書いているとふと思う

ここで綴るのを終わりたい


「アダムのために」

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