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人は自分達が生態系で最上位だと信じすぎた  作者: 入江潤
弌 手をかざす、虹が出る
10/23

もしも

もしもあの時を


もしもあの日は


もしもあの瞬間が


再び訪れるのだとしたら


私はなにをするだろう


手を伸ばし


背中合わせで


精一杯生きていた君と僕


二人で一つ

そう信じていた


君は私を置いていき


この世界から飛び立った。


どんなに辛いことも

どんなに嬉しかったことも


すべて消し去るような


痛み



私は

私はー


もしも


もしもだけど


もしもあなたが見ているのならば


それを知らせてほしい


うちの家の時計の針でもぐるぐる回してさ


いる。って教えてくれよ


君は天にいるの?

ここにいるの?


ねえどこにいるの?


天だったら0時


ここだったら一時


そう示してくれよ


もしもの話だけどさ



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