序章ー出会いー
深夜2:00
僕は、喉が渇き目を覚ました
そして、飲み物を飲もうと冷蔵庫を開けてみたが冷蔵庫の中は見事なほどにカラだった、外に出るのは嫌だったが飲み物を飲みたかったことからコンビニに行って飲み物と一緒に食糧も買って来ることにした。
深夜2:30コンビニに到着した、適当な飲料と食糧を買って僕はコンビニを出た。そして、駐車場の方に目をやると銀髪で、青い瞳の女性がそこには居た。
こんな深夜にこんな綺麗な女性が一人でいるはずがない、近くに男がいるだろうと思い下手に関わらないようにと、足を止めずに家に向かって歩き出した、帰っている途中後ろの方に変な気配を感じた。
そして、うしろを振り返るとそこには何もなかった。そして家に着きドアの鍵を開けたその瞬間また、後ろに気配を感じ恐る恐る後ろを振り返ると、他人がいた、驚いた僕はとっさに体勢を崩し地面に膝がついていた、そして相手の顔を見るとさっきコンビニに居た銀髪の女性だった。
「な、なにかご用ですか???」と震え声で言うと彼女は
「お、お腹すい.......」と言いながら倒れてしまった、知らない人とはゆえ女性を倒れたまま外に放置するのも、罪悪感があったので、しょうがなく彼女を部屋に入れ、布団は一枚しかないのでしかたなく僕の布団に一時的に寝かせた。
ふと、無心になるとお腹が空いて居たので考えると昨日の朝から何も食べていなかったのだ
さっき買ってきた野菜を炒めてそこに肉を入れ調味料をかけ野菜炒めを作った。作り終えたと同時に彼女が目を覚ました、そして野菜炒めと僕の顔を交互に見合わせていた
「あ、あのお腹空いてるなら一緒に食べます?」と、気がつくと言っていた
彼女は、小さな声で「いただきます」と、だけ言った。
食事の時間は、一言も話さずに終わっていった。
そして、僕から彼女に尋ねて見ることにした「名前は何て言うの?」と俺が問いかけると彼女は「アリス」と答えた。
「こんな、時間に一人でどうしたの?」すると、アリスさんは下を向き数秒黙っていたが、こちらを向き「実は違う世界から魔法で飛んできた」と、言った
そして、アリスさんの話によると、アリスさんは向こうの国では貴族で外には、出たことすらなかったようだ俗に言う箱入り娘と言うやつだな。そんな中両親が何者かに襲われ娘だけはと、命からがら魔法で避難させられたらしい。しかし、その先は知っている人もいない中どうしようもなく途方に暮れているとあたりが暗くなりお腹も空きとりあえず明るかったコンビニの前にいたらしい、そこに、僕がやってきたので付いてきたらしい
事情を知ったせいで追い出しにくいが、さすがに居候させるほど余裕があるわけでもないのでどうしたものかと考えていると、アリスさんがこちらをチラチラとみてきて何か言いたそうだったので「どうしたの?」と聞くと「わ、わたし何でもするのでおいてください」と、言われたがどうしたものかと考えていると、家のことします。と、言われたので「じゃあ、メイドになる?」と。言うとコクリと頷いた
そんなことがあって、この異世界から来たお嬢様と僕との奮闘記が幕を上げた




