表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/27

艶めく乳房に吐息を重ねて

あなたの背中を掻くのは


爪痕を残したくて 交じりたくて


色づく乳房に 顔を当てさせるのは


熟れゆく頬を 見せたくないから


人肌は熱いくらいが丁度いいのかしら


ちょっとだけ温くしてくれないかしら


情熱を感じたいんじゃないのよ


優しさを感じたいだけなの


愛してる 好き 


そして、私を呼んでくれる名前は


単純だけど それが好きなの


何もお返しはないけど


母性はお返しになるのかしら


もし、この世に口がなかったら


言いたくもない恥ずかしい声を上げることもないけど


もし、この世に口がなかったら


あなたと重ねた唇の感触がなくなるのは


悲しいから


だから


朝が来ても私が起きるまで


眠っていてちょうだい


あなたの寝顔が見たいから


でも


もう旅立つのね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ