表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

異世界に行こう

俺は大学4年生のヒロ。

大学では建築を勉強しているが、模型も設計も下手で、友達もいない。

そんな怠惰な生活を送ったせいか、無内定のまま卒業が近づいてきている。


はぁ…童貞も捨ててないし、なんで生きてるんだろう。

そんなことを思いながら、大学の授業休憩中に話しかける友人はおらず、一人でラノベを読んでいた。


「おーい、お前は就職どこ決まったの?」

くそっ、今日も大して親しくもないヤツが話かけてきやがった。

「まだ就活続けてるよ」

「プッ、もう12月だぜw まぁお前じゃ無理かもなww」

うぜぇ…、なんなんだよ。さっさと消えてくれ。


すぐに話を切り上げると、DQNが周りに言いふらし始めた。

「あー笑ったww おい、コイツまだ内定もらってないんだってさwww」

「え?マジかよ」

「ちょっと、やめなってww可哀そうでしょww」

「あいつ、やばいな」

今時の大学生なんて、こんなもんだ。

勝手に、人を格付けをして、サークル仲間や友人に聞こえる声で悪口が広がってゆく。


まったく、嫌な日だった。最近は鬱気味だ。

傷心したヒロは今日も、自宅で小説家になろうを読みながら妄想していた。

神様、俺が主人公でチート異世界転生御願いします。


『その願い、聞き入れた』


!? なんだ、今の声は。頭に直接響いてくる。

突如、目の前に光が満ちた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ