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戦国哀歌82

眼を凝らして小屋か洞を見付け出そうと、僧兵が言った。

雨が止み、視界が開けたところで僧兵が綾に言った。




「眼を凝らして洞がありそうな場所と小屋を探そう」




綾が尋ねる。





「何故じゃ?」





僧兵が言葉通り周囲に眼を凝らしながら答える。





「長時間に渡り山狩りと天候から逃れる為には、目立たない小屋か洞が一番良いわけじゃ」





綾が答える。





「成る程。しかし洞はそういう処もあるやかもしれないが、小屋は目立ってしまうだろう。違うか?」





僧兵が否定する。




「いや、目隠しになり、人の見えない角度にあれば小屋も分からないじゃろう」





綾がしきりに頷き言った。






「分かった。見過ごしそうな処を注意深く見れば良いのじゃな?」





「そうじゃ。じゃが余り猶予は無い故、迅速且つ的確に見よう」





綾が恭しく頷き言った。





「相、分かった」

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