196/250
戦国哀歌196
石山本願寺の補給路を断つべく、九鬼水軍の擁する鉄甲船が船出した。
長島、越前の一揆勢を各個根切り、殲滅、撃破した信長は泥沼化した戦いに決着を付けるべく、石山本願寺の補給路を断つ戦略の下、九鬼水軍擁する鉄甲船を船出させた。
その大船に毛利水軍、村上水軍の船が襲い掛かる。
毛利水軍は定石通り焙烙弾や火矢を射かけて攻撃するも、鉄は燃えないので、通じない。
そして重装備の大砲が毛利水軍の船に照準を合わせ、号砲が轟き命中、毛利水軍の船が燃え上がり、数人の兵士が爆風に吹き飛ばされて海に落ち絶命して行く中、船は浸水して黒煙を上げながら撃沈して行く。
そして大砲が次々と号砲を轟かせて行き、毛利水軍の船団を木っ端みじんにして行った。




