(36)なにわの総統一代記
(36)なにわの総統一代記
作者。マイソフ。2021/07/28 完結 30話
内容。ヒトラーに憑依
作者あらすじ。
pixivFACTORYからオンデマンド出版で紙版を出しました。
https://maisov.booth.pm/
学術書だか小説本だかわからない価格になって
おりまして恐縮の限りです。分厚い本の
オンデマンド印刷は人類には早すぎるのかもしれません。
ご無理のない範囲でよろしくお願いします。
淡雪秀雄は、ごくありふれた大阪の中小企業の社長の
おっちゃん。ある日目が覚めると、
なんとアドルフ・ヒトラーと入れ替わっていた。
「自殺は嫌やあ」おっちゃんの孤独な戦いが始まる。
官僚主義、幹部間の確執、同盟国の利害と文化、
総統権限をもってしても乗り越えようのない
カルチャーギャップが次から次へ襲ってくる。
おっちゃんは無事に大戦を終わらせることが出来るか。
「なにわの総統一代記」は1998~1999年に
NIFTY-Serveで生まれました。
当時、通信料金は非常に高く(電話代別1分10円)、
投稿場所のリソースも貴重でした。自分だけの掲示板
(PATIO)を持つ料金は、インターネットとの競争上
どんどん下がっていきますが、当初は月額10000円を
超えていた記憶があります。
当時は半角80字25行がよくある環境。全角40字を
使い切ると表示が乱れるので、37~38字で文節が
切れようが切れまいが切ってしまうのがお作法。
そんな時代に生まれたテキストデータでした。
SFフォーラム、特にRT常連の皆様には
本当にお世話になりました。あまり愛想の
いいキャラクターでもないものですから、
フォーラム運営ではあまりお役に立てず、せめて
評判のいいコンテンツはFSF限定にしておこうと、
1998年に「欧州戦記資料」を立ち上げたにもかかわらず
1999年末の完結まで創作系のコンテンツは有料の
NIFTY-Serveに入らないと読めないようにしていました。
その結果、この作品は最初から最後まで1行を惜しむ
NIFTYの流儀で書くことになりました。
現在では明らかになっている考証上の誤りを含め、
脚注は増やしますが、「今ならこう書く」という類の
書き直しは極力避けるつもりです。あのころの作者は、
いまの作者とは別人ですから。
この小説はフィクションです。この小説の登場人物の多
くには実在のモデルがいますが、それら人物の言動は架
空の状況における架空のものです。
●うん。笑いが出てくる様に上手く書いてると感心。