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(35)曇天の騎士
(35)曇天の騎士
作者。狛犬えるす。2017/05/28 完結 4話
内容。ドイツ空軍、
作者あらすじ。
第二次世界大戦末期。
ナチス・ドイツは見込めぬ勝利を夢見、
未だに戦争を続けていた。
休む暇もなく連合軍の爆撃機が、戦闘機が、
昼夜を問わずに飛び交っている。
兵士や民間人は爆弾や機関銃の掃射を受け、嘆く。
ドイツ空軍はどこにいる、と
空軍は答えない。
答えたところで望んでいる賞賛が受けられる訳が無い
と知っていた。
1941年の航空戦から空軍は血を流し続け、休みもなく戦
い続けたがその栄光はいつしか「当たり前」となった。
正当な評価など、今更求めてはいない。
さあ、私の昔話をしよう。私にとっては昔でも、
君たちにとっては歴史であろう物語を。
●うんうん。戦闘機搭乗員の物語・・・
なかなか密度の濃い表現と感心しますね。
敗色濃厚の戦場は希望も努力も砕け散るんですね。
兵站維持は大きな努力と苦労と考える小説と思います。