バカが見つけた新事実!
「ねぇ、ねぇ!聞いて!昨日初めて知った新事実なんだけど・・・誰も知らないから絶対にほかの人には言わないでね」
話しかけてきたのはこのクラス一のバ・・・あぶねぇ、バカって言ってしまうところだった。
じゃなくて、こいつは鈴木 蓮。
「ん?それはなんだ?」
はっきり言って俺は、こんなバk・・あぶねぇまた言ってしまうところだった。
まだ・・・口には出してないからセーフだよな。
だからそうじゃなくて、俺はこいつの話を聞きたくないんだ。
え?なぜかって? 理由は簡単さ。 こいつがバカだからだ。
「やっぱり、俺の天才的な才能が世界のだれも知らない真実を見つけてしまったんだな。 どうだ?知りたいだろう?」
あぁ~、うざっ。 もうこの時点で追いやってもいいんだが、それもそれでこいつがまた面倒だからな。
「早くもったいぶらずに教えろよっ!」
「まぁまぁ、そう焦らずともちゃんと教えるから」
そうじゃないんだ。早くお前から離れるために言ってるんだ。 微塵もお前の話を聞きたいとは思ってないわ!
「そう!それで、その新事実とは・・・でゅるでゅるでゅるでゅるでゅるでゅる・・・」
~3分後~
「でゅるでゅるでゅる「あ~!早く教えろっ!ってかお前の肺活量どうなってるんだ?」
「あ~、しょうがないな~。そんなに知りたいのなら特別に教えてあげるよ」
いやっ、お前が教えたそうにしてたんだろうが!(呆れ)
「そう、その新事実とは・・・・じゃんけんでお前がパーを出して俺がグーを出すと・・お前の価値になるということだ!どうだ!知らなかっただろう?」
・・・・はっ?こいつは何を言っているのだろうか?
「えっ?それだけ?・・それが新事実?」
「あぁ、そうだ!だがまだあるぞ!」
まだあるのかよ。
「新事実Vre2は・・・例えばお前がじゃんけんでチョキを出したとする。その時に俺がパーを出すと・・・俺の勝利になるのだ!どうだ?これも驚いただろう?」
「・・・・・」
やばい、こいつバカすぎる。
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