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無冠の皇帝  作者: 有喜多亜里
【02】マクスウェルの悪魔たち(上)
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01 また大佐会議しました

 「帝国」皇帝軍護衛艦隊では、〝大佐〟指揮下の〝隊〟は一〇〇隻が基本となっている。

 その一〇〇隻は通常十隻ずつ〝班〟に属しており、一から十までの数字を振られている。

 たとえば、×大佐指揮下の一隻は、〝×大佐隊所属第×班第×号〟と表現されることになる。

 各班には班長が置かれ、その多くは〝中佐〟である。だが、彼らはその階級ではなく、単に〝班長〟と呼ばれることのほうが圧倒的に多い。班ごとに専用のドックを使用していることもあり、(ヒラ)の隊員たちにとっては、どうしてもこの〝班長〟のほうが〝大佐〟よりも身近な存在となる。

 隊内の人事異動は、護衛艦隊司令官の許可なく〝大佐〟裁量で行えるため、〝大佐〟たちはしばしば〝班長問題〟に悩まされていた。

 もっとも、〝大佐問題〟に悩まされている〝班長〟や隊員たちも決して少なくはなかったのだが。


 * * *


 ――俺たちはもう十五分前集合でいいよ。

 上官の投げやりな指示に従い、イルホンがその上官と共に大佐会議開始予定時刻の十五分前に会議室へ行くと、案の定、他の四人の大佐たちはすでに入室していた。


「ちわーす」


 とても〝大佐〟とは思えない上官――ドレイクの挨拶に、ダーナ以外は苦笑いして会釈した。


「おう、今回は〝転入生席〟じゃないぞ」


 今回は、そこには申請者であるパラディンとその副官が着席しており、いつもパラディンがいた席がドレイクたちの席となっていた。ということは、必然的に左隣はあのダーナということになる。


「ずっと思ってたけど、この席順に何か意味があんのかね」


 腕組みをしてドレイクがぼやく。独り言のつもりだったのだろうが(それにしては声が大きい)、資料らしきものを見ていたパラディンが顔を上げ、ドレイクの疑問に答えた。


「〝大佐〟に昇進した順ですよ。左回りです」

「ああ、なるほど」


 納得したようにうなずいてから、ドレイクはふと眉をひそめる。


「え? じゃあ、あんたより先に、あの〝浅はか野郎〟のほうが〝大佐〟になったの?」


 ドレイクの親指は、しっかりダーナに向けられていた。


「人を指で指すな」


 パラディンが返答するより先に、不快げにダーナが言う。


「自分が〝浅はか野郎〟だってことは、もう認めたんだな?」

「認めてはいないが、こちらが先に〝馬鹿野郎〟と書いたからな。その件に関してはもう反論はしない」


 渋々ながらもそう答えたダーナを、ドレイクは不気味そうに見やった。


「何だ? いったい何があった? 普通すぎてつまらないぞ?」


 ――普通すぎてって……この人は〝大佐〟に何を求めてるんだ?

 イルホンは呆れたが、それはダーナも同じだったらしく、不愉快そうにドレイクを見返している。

 アルスターとコールタンは最初から沈黙を守っていたが、何となくうらやましげにこちらを見ているような気がした。


(きっと、大佐同士が自由に話せたのは前回限定で、普段は私語厳禁なんだろうな)


 だが、ドレイクはもうそんなものは完全に無視している。今まで同僚に恵まれなかった分を、ここで一気に取り戻そうとしているかのようだ。


(まあ、この人はもう、たいていのことは殿下に許されちゃうだろうから……)


 イルホンがぬるく笑ったとき、その〝殿下〟こと司令官とその側近が入室してきた。

 いつものとおり大佐たちは起立しようとし、それに対して司令官が口を開きかけた。と、椅子から立ち上がったドレイクが右手を挙げて発言した。


「殿下。時間の無駄だから、このまま起立・敬礼させてくださいよ」


 司令官だけでなく、その場にいた全員が驚いて、ドレイクに注目した。


「部下の立場といたしましてはですね、いくら殿下にしなくていいと言われても、ここで起立しないわけにはいかないんですよ」


 にこやかにドレイクは補足する。


「それを制止する時間があったら、起立・敬礼させちゃったほうが殿下も楽でしょうし、俺たちも楽です。ぜひご一考を」


 ――確かにそのとおりだけど……そんなこと、この人にしか言えない……

 我知らず、イルホンはドレイクの陰に隠れて、司令官の反応を窺った。

 アルスターの隣の〝特別席〟の後ろで、司令官は青い目を見張っていた。が、かすかに表情をゆるませる。


「おまえに敬礼ができるのか?」

「できますよ、失礼な」


 上官に対してそれこそ失礼なことをドレイクは言い、イルホンが今まで見た中ではまともな敬礼をした。それを見て、イルホンを含む他の人間たちも、我に返ったように敬礼する。


「答礼がわりに、殿下が〝着席〟を号令してください」


 不遜な部下の言葉に、司令官は怒るどころか、さらに笑みを深めた。


「座れ」


 その一声でヴォルフ以外の全員が着席し、司令官もようやく〝特別席〟に着いた。


「ヴォルくん、立ち仕事たいへんね」


 イルホンにだけ聞こえる声量でドレイクが言った。


「ヴォルくんのためにもこの会議、早く終わらせちゃおう」

「殿下はなるべく長引かせたいと思ってるんじゃないでしょうか……」

「ええ、何でよ? あの人、忙しいんでしょ?」

「それはそうですが……」


 ――大佐……本当に気づいていないのかな。

 この会議室に入室してきた瞬間から、司令官はドレイクのことしか見ていなくて、今は短いながらも会話できたことが嬉しいのか、イルホンにもそうとわかるほど上機嫌でいることに。


(会議の立ち会いというより、大佐を見にきたみたいな……)


 アルスターと違って空気の読めるパラディンは、立ち上がりはしたものの、このまま会議を始めてしまっていいものか、逡巡しているようだった。いつもの司令官ならさっさと始めろとクレームをつけているところである。


「どうしました?」


 しかし、今日は司令官の代わりにドレイクがうながした。


「いえ……何かあったら、ドレイク大佐。お願いします」


 パラディンは弱々しい笑みを返してから、ようやく〝議長席〟へと向かった。


「何かあったらって……何があるの?」


 ドレイクは怪訝そうな顔をしたが、わざわざ彼に頼む〝何か〟といったら、今パラディンが一礼している司令官がらみのことしかないだろう。

 パラディンは〝議長席〟に着席すると、丁寧に頭を下げた。


「お待たせいたしました。それでは会議を始めます」


 また空気を読んだのか、パラディンはすぐに本題に入った。


「今回、私が議題として申請いたしましたのは、マクスウェル大佐隊一〇〇隻の配置変更についてです。彼らは現在、コールタン大佐と私の指揮下にありますが、砲撃を専門としてきた彼らに護衛の任務は、正直、適していないように思われます。私はマクスウェル大佐隊を分割あるいは解体して、アルスター大佐とダーナ大佐の隊に編入したほうがよいと判断したのですが、皆様のお考えはいかがでしょうか」


 ドレイクとイルホンは、すでにそれが議題であることを知っていた。

 他の大佐たちも、特に驚きの表情は見せなかった。

 皆、そのことをわかってはいたのだ。


「パラディン大佐」


 ダーナが静かに右手を挙げた。


「分割にしろ解体にしろ、マクスウェル大佐隊の一〇〇隻がなくなれば、〈フラガラック〉の有人艦の護衛は二〇〇隻になってしまいます。その点についてはどうお考えですか?」

「私は二〇〇隻で充分だと考えています」


 想定内の質問だったのか、パラディンはよどみなく答える。


「では、パラディン大佐は分割と解体、どちらを強く望んでおられるのですか?」


 この質問には、パラディンは一瞬ためらった。


「……解体です。そのほうが編入もしやすいと考えます」

「なるほど。確かに」


 ウェーバー大佐隊の編入で苦労があったのか、ダーナはあっさり引き下がった。


「パラディン大佐。私も同意見です」


 アルスターが挙手しながら賛同する。


「マクスウェル大佐はもういない。隊は一度解体したほうがいいでしょう。……コールタン大佐はパラディン大佐と同じお考えですか?」


 コールタンは少し考えてから、自嘲するように溜め息を吐き出した。


「同じです。結局、彼らが本領を発揮できるときは、最悪の事態が起こったときくらいのものですからね」


 パラディンの希望どおり、会議はマクスウェル大佐隊解体で収束しそうだった。だが、彼はふと、これまで一度も発言していない唯一の〝大佐〟に目を向けた。


「ドレイク大佐。あなたのご意見は?」


 ドレイクは真顔で答えた。


「挙手していない人間に意見を求めちゃいけません」


 顔を伏せて、明らかに笑いたいのを必死でこらえている司令官の姿が、ちょうどイルホンの視界に入った。

 しかし、パラディンはにこりともしなかった。


「意見がない、ということはないでしょう。マクスウェル大佐隊に直接関係することでなくてもかまいません。ぜひ、あなたのご意見を伺いたい」

「ご意見ねえ。ご意見というほどご大層なものではありませんが、素朴な疑問が一つ」

「何でしょうか?」

「ウェーバー大佐隊は分割はされたけど解体はされてませんよね? 〝大佐〟がいなくなったのはマクスウェル大佐隊と同じなのに?」


 パラディンをはじめ、ドレイク以外の人間は、一様に虚を突かれたような表情をした。

 ただ、司令官は顔を伏せたままだったので、どんな表情をしているのかはイルホンにはわからなかった。


「もし俺がマクスウェル大佐隊員で、このままマクスウェル大佐隊だけ解体ってことになったら、カンペキ差別だって思いますよ。〝大佐〟がいなくなったっていう理由で解体するんなら、マクスウェル大佐隊だけでなく、ウェーバー大佐隊も一度解体されなきゃ筋が通らないでしょ?」

「それは……確かに」


 ぎごちなくパラディンがうなずく。


「しかし、すでにウェーバー大佐隊は……」

「そう。アルスター大佐とダーナ大佐、それぞれの隊の一部になってますよね。マクスウェル大佐隊とは違って」

「……ドレイク大佐は、どうするのがいちばんいいとお考えですか?」

「いちばんいいかどうかはわかりませんが、あくまでマクスウェル大佐隊解体にこだわるんなら、ウェーバー大佐隊も同時に解体して、すみやかに編入するしかないでしょうね」

「もし、マクスウェル大佐隊を解体しないのであれば?」


 ドレイクはにやりとして、パラディンを見つめ返した。


「実現可能かどうかは別として――なら、発言しますけど?」

「それで結構です。お願いします」

「一五〇って、中途半端な数だと思いませんか?」

「は?」


 いきなり何の脈絡もないことを言い出されて、パラディンは唖然とする。それは他の大佐たちも同じだったが、ようやく顔を上げた司令官は面白そうにドレイクを見ていた。


「いえね、ここの隊って一〇〇隻が基本になってるでしょ。どうせなら、もう五十隻増やして二〇〇隻にしちゃったほうが、指揮するほうもされるほうもやりやすいんじゃないかなと思って」

「……まさか」

「アルスター大佐隊にはウェーバー大佐隊、ダーナ大佐隊にはマクスウェル大佐隊をそのまま編入してしまえば、それぞれ二〇〇隻になります」


 ダーナは無言のままドレイクを睨みつけた。司令官の前でさえなかったら、きっとドレイクを悪しざまに罵っていたことだろう。


「その……なぜ、ダーナ大佐隊のほうにマクスウェル大佐隊を?」

「単純ですよ。もともとマクスウェル大佐隊は右翼にいたからです。ウェーバー大佐隊みたいに分割して編入するより、一〇〇隻まとめてのほうが面倒くさくなくていいでしょ」

「確かにそうですが……それでは、今ダーナ大佐の配下にいるウェーバー大佐隊は……」

「原則、アルスター大佐の配下にいるウェーバー大佐隊と合流。でも、残したい隊員がいたら残せばいい。そのへんはアルスター大佐とダーナ大佐の間でうまく調整してください。実現可能であれば」


 ドレイクはそう答えると、あとは何も言わなかった。

 会議室内に重苦しい静寂が広がった。

 マクスウェル大佐隊を解体してしまうよりも、ドレイクが〝実現可能であれば〟と言った提案のほうが、明らかに現実的である。

 ただし、それを〝現実的〟にできるかどうかは、ダーナの指揮官としての手腕しだいだ。だから、ドレイクはあえて〝実現可能であれば〟と言ったのだろう。


「パラディン大佐」


 その静寂を破ったのは、司令官の凜とした声だった。


「は、はい!」


 パラディンがあわてて応答する。

 彼だけでなく、会議室内の全員に緊張が走ったが、司令官はなぜかとても機嫌がよさそうだった。


「結論を出すのにまだ時間がかかりそうだな。私もこれ以上は立ち会えない。今日中に必ず結論を出して私に報告しろ」


 一方的に命じると、司令官はさっさと立ち上がり、起立・敬礼する間も与えることなく、ヴォルフと共に会議室を出ていってしまった。


「うーん。この会議自体終わらせたかったんだけど、殿下を帰らせることはできたから、結果オーライ?」


 ドレイクは呑気に笑ったが、そのとき、右からはパラディン、左からはダーナが迫りきていた。


「ドレイク大佐!」


 パラディンが叫んだとき、ダーナは怒鳴っていた。


「貴様! あれは私がマクスウェル大佐隊を排除した腹いせか!」


 どちらに応えようか、一瞬ドレイクは迷ったようだったが、パラディンのほうに笑顔を向けた。


「だから言ったでしょ。挙手してない人間に意見を求めちゃ駄目だって」

「私は無視するか! この〝馬鹿野郎〟!」

「いえ、それは絶対に無理です。あのとき、私が振らなかったら、間違いなく殿下に指摘されていました」

「あー、それはパラディン大佐的に困るか。ごめんねー、〝マクスウェル大佐隊解体〟に同意できなくて。訊かれなきゃ黙ってられたんだけどなー」

「こちらこそ申し訳ありません。彼らをうまく使うことができなくて」

「しょうがないしょうがない。元はと言えば、俺の後ろで喚いてる〝浅はか野郎〟が悪い」

「もっと悪いのは、一五〇隻指揮できないとぬかした貴様だ!」

「まあ、何にせよ、殿下に機嫌よくお帰りいただけてよかった」


 怒り狂うダーナの背後から、ひょいとコールタンが現れて脳天気に笑った。


「特にあのつかみは素晴らしかった。ドレイク大佐、ありがとう!」

「つかみ?」

「起立・敬礼・着席」

「ああ、あれね。殿下もこっちも面倒だなーって思って。合理的なようで合理的じゃない。……ってあんたたちは思ってなかったの?」


 真顔でドレイクが問うと、やはり真顔でコールタンが答えた。


「思ってても言えなかった!」

「何で? 正論だと思われれば処罰はされないよ。……たぶん」

「その〝たぶん〟が恐ろしい」

「それでも、先代皇帝に比べれば、殿下はお優しい」


 コールタンの後ろから、さらにアルスターがやってきた。五大佐勢ぞろいである。


(やっぱり迫力あるな)


 イルホンはそろそろとドレイクのそばを離れると、近くの壁際に移動して、そこから事のなりゆきを見守ることにした。


「ところで、パラディン大佐はこの会議の結論をどうするつもりなのかね?」

「そうですね……それでアルスター大佐とダーナ大佐にお伺いしたいのですが、ドレイク大佐が提示した編制で、二〇〇隻を指揮することは可能ですか?」


 パラディンにそう問い返されて、アルスターとダーナは互いの顔を見合わせる。


「私のほうは、すでにウェーバー大佐隊の半分がいるから可能だと思うが……問題はダーナ大佐のほうだな」


 さすがに最年長者は遠慮なく言いきった。

 それに追従するように、コールタンがダーナを見ながらにやにやする。


「護衛に配置換えされて、最初はおまえに感謝してた隊員のほうが多かったようだが、また元の配置に、しかもおまえの指揮下に入るとなったら、いったいどう思うかね?」

「コールタン大佐……」


 パラディンと共にマクスウェル大佐隊の指揮を放棄しようとしているくせに、他人事のように無責任だ。

 ダーナは彼を睨んだが、ドレイク相手のときとは違い、それ以上は言わなかった。


「だから、今いるウェーバー大佐隊員で、残したいのは残せばいいって言ったんですよ」


 一人だけ椅子に座ったままのドレイクは、怠惰に頬杖をついていた。


「アルスター大佐には申し訳ないですが、そいつらにマクスウェル大佐隊とのパイプ役になってもらえれば、何とかなりそうな気はするんですがねえ。まあ、そいつらが残ってくれるかどうかは、ダーナ大佐しだいですけど」

「貴様はいつも一言多い!」

「ふむ。私はそれでかまわないが、しかし、本当に護衛は二〇〇隻でいいのかね?」


 アルスターがパラディンとコールタンを交互に見る。二人は先ほどのアルスターとダーナのように視線を合わせた。


「二〇〇隻でも、〈フラガラック〉には多いんじゃないですかね」


 代表してコールタンが答える。


「でも、今はとりあえず、二〇〇隻でいかせてもらいます。もっとも、ここでどんな結論を出しても、最終判断は殿下がされるんですけどね」

「だが、報告しろと命じられた以上、報告せねばならん。殿下の許可がなければ、配置換えもできないからな」

「え、いつも殿下の()()で配置換えしたことにしてるんでしょ?」


 さりげなくドレイクが言うと、他の大佐たちは激しく動揺した。


「まあ、いいじゃないですか。それくらい利用したって。ここでは殿下の命令には〝大佐〟も逆らえないんだから」


 ドレイクはからからと笑ったが、そんな彼を周囲は呆れたように見ていた。


「あれ? 俺の認識、間違ってます?」

「いや、間違ってはいないが……君は殿下の命令に平気で逆らっているだろう」

「ええ? そんなことないですよ。ちゃんと従ってますよ。そうでなかったら、今ここでこうしてられるわけないじゃないですか」


 ――確かに、従ってはいますよね。


 イルホンは心の中で呟いた。


 ――逆に従わせてもいますけど。

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