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ゴーストモンスター ヒビキ  作者: ネコパンチ
3/13

ゾンビの身体能力

俺は手足の固定具を自力で破壊する。


「な!?」

洗脳してやるとぬかしてたゾンビが臨戦体制に入る。


その前に顔面を殴り、俺は一目散にこの部屋のドアを開ける。そこには一直線の通路があり、その通路の脇には、数々のドアがあった。とにかく俺は通路を走る!


「お待ちなさい!こんなことをして…ただで済むと思っているのですかぁぁぁぁああ!!!」


後ろのゾンビが必死に俺を追いかけてくる。

かまうもんか。俺はとにかく走る。

ゾンビは俺の速さについてくることはない。


「なに脱走してんだゴルァァアアア!!」

トカゲ人間が正面から走りながら、火の玉を吐いてくる!魔法か!?


ダメだ!避けきれないッッ


「くっ!!」


ボオオオオオッ!


「アアッツゥ!アアアアッツゥゥゥ!アアアア…つくない?」


ゾンビの体の俺には、炎が効かないというのか?

そうか!体の機能は停止してるから、燃えても大丈夫だし、痛くない!これならいける!!


「くそ!やはり火は効かねえか!いい加減にしろよてめえ!!」


トカゲ人間は俺の腹めがけて拳を打ち込んでくる

腹に直撃し、ものすごい衝撃が伝わってくるが、俺はなりふりかまわずトカゲ人間の顔面を殴る。


「ぐぼぁ!ぐ…なんて力だ…こ、これほどとは…だかな…その力を無償で手に入れられたと本気で思っているのか?もしそうなら、ギネス級の大バカだわなぁ~」


トカゲ人間は顔の原型もとどめず、膝をつく。


何か気になることを言っているようだが、関係ない。俺はとにかく出口を求めて走る。


しばらく進むと、上り階段が見えた。ここを上がれば頂上だと思う。微かに風の音が聞こえる。ここには窓が一切ない。

ここは地下なんだろうな。上り階段の先を見てみる。

真っ暗だ。もし昼間なら、光が差し込んでいるはず。

よし好機だ。今のうちにここから脱出しよう。



俺は今後のあてもなく、突き進むのだった。







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