表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/6

合法ロリ店長!2.5

私の名前は麻枝由乃(あさえだゆの)私の人生の1番のターニングポイントと言えば、宝くじが当たったことである。当時大学生だった私は就活で忙しく、そのストレス解消のために宝くじを買った。

買うという行為がしたかっただけで、当たりなど期待していなかったが、1等が当たってしまった。それも高額当選する宝くじだったので5億円も手元に入ってきてしまった。

それから私の人生は豹変した。


急にそんな大金を手にした私は、どうしていいかわからず、友達に相談した。してしまった。その友達は就活のストレスあって、何の努力もせずに大金を手に入れた私嫉妬し、狂ってしまった。

次の日にはその女の子があることないこと話しまくり、私の居場所はなくなっていた。


そして、私はこのちんちくりんな見た目のせいで、男性に相手にされることはほとんどなく、色恋沙汰には無縁の人生を送っていたのだが、どこから情報を得たかわからないが、血走った目で私に言い寄ってくる人達が増えた。


怖くなった私は大学卒業とともに上京した。上京してまず私は家を買った。お金なら余るくらいあるので余裕で少し豪華な家を買った。

もちろん、働かずに生きていける程のお金を持っているけど、そんな生活をしていると人としてダメになる気がしたので、私は子供の頃の夢だった喫茶店を始めることにした。

最初は利益など出なくても大丈夫なので、完全に趣味という感じだったが、場所が良かったのか人気が出てしまった。

客が増えると、当然1人で回すのにも限界があるので、従業員を雇うことにした。それでも、やっぱり男の人は少し怖いので女性だけ採用した。

何故か面接に来る女性は私のような外見の人達ばかりだった。そのおかげで話も合い、従業員の人達ともとても仲良くなり、楽しく仕事が出来ていて、毎日が充実していた。


2つ目の私のターニングポイントは彼、#岩松優月__いわまつゆずき__#との出会いだった。最初電話で面接希望の問い合わせだった。声が男性だったので、私はいつもどうり面接した後に不採用にするつもりだった。が、彼を見た時に考えが変わってしまった。 私の理想がそのまま目の前に現れたのだ。黒髪黒目と日本人の特徴をそのままにした感じ、鼻はすっと綺麗な鼻をしていて、唇は薄め。そして何より、身長が180cmもあった。高身長でイケメンとかもう反則だ。

さらに、面接をしていて彼の性格がよくわかった。裏表のない正直なところがさらに惹かれた。だから私は、彼を採用した。

最初は他の従業員の人達に驚かれたが、力仕事が女の子だけじゃ厳しいということで喜んでもらえた。


彼は仕事の覚えがよく、ホール、バック両方の仕事ができて、半月後には完全に戦力になっていた。


そして、2ヶ月後に事件が起きた。彼がホールでヤンキーに絡まれたのだ。助けに行こうとした瞬間に、彼の声が店内に響いた。彼は自分が「ロリコン」と公言したのだ。その瞬間、周りの空気が変わった。

急に冷たくなった。まるでこのチャンスを見逃すまいと。薄々気づいていた。この喫茶店の従業員ほとんどが彼に好意を抱いていることを。そして、自分の幼い見た目のせいで諦めていると。

しかし、彼がロリコンだとわかった今、自分達にチャンスが巡ってきた。彼を自分のモノにするチャンスが。このままでは彼が取られてしまう。

私が冷静を装い、彼を家に返した。そうしなければ、すぐにでも行動を起こす人達に先を越されてしまう。








絶対に誰にも奪われたくなかった私は、今日彼を食事に誘うことにした。そして、その場で告白しようと。



結果酔いつぶれて告白は次の日になってしまった。。。

最後まで読んでいただきありがとうございます!少しでも面白いと思って頂けたら、ブックマーク・感想・評価・レビューよろしくお願いします!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ