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最終話 「終わりと始まり」


目を開けると白い天井が見える。

ここはどこだ?…


「あ、イクト起きた、大丈夫?」


幼なじみの声が聞こえる。俺はひとまず起き上がる。てか体痛いんだけど…


「おー起きたかイクト、じゃあアリサ、俺もう行くわ」


アリサの隣に潤もいた。俺が目を覚ますとすぐさま何処かへ行ってしまった。すげーニヤニヤしていた。俺はアリサと二人きりになる…


「てか、俺なんでここに?」


「え?えっーと、イクトは先輩を倒した後ぶっ倒れたんだよ〜もう、勝ったイクトまで倒れちゃたからどっちが勝ったかわからなかったよー」


「あーそういえば…」


俺は少し記憶を取り戻す…そして…あのことも思い出す…


「ねぇーイクト、闘いの最中にさアレあったじゃん、あれって本心?」


顔を染めながらアリサが聞いてくる。アレのこととは今さっき俺が思い出したことだろう。あの時は本当に必死に…あれは偽物の告白なのだろうか?いや、違う!俺が挫けそうな時、アリサが声をかけてくれたから…多分あの瞬間に恋に落ちたのだろうか。


「あー本心だ」 俺は答える。


「アリサ、あの時助けてくれてありがとな、多分声かけてくれなかったら負けてた…」


「うんうん、そんなことない。イクトは私のヒーローだもん。」


「それでさ…」 俺は緊張しながらも最初の一歩を踏み出す。胸が熱い。


「それで?」 アリサが聞く。とても真剣な表情で…





「俺と付き合ってくれないか?」


ドクンー。ドクンー。マジヤバイ。心拍数が上がるのが分かる。


「は、はい」 アリサが答える。俺は安堵とともにアリサの顔の頬っぺに手を添える。

そしてー。アリサにキスをした。夕暮れ。保健室。俺は正式にアリサと付き合うことになった。





*****



あれから一ヶ月が経った。俺は無事ステータスが上がるようになった。とはいってもまだまだ俺は弱い。もっと強くならなくちゃな、大切な人を守れるぐらいにー。


「おーい、イクト〜」


「今行くー」


俺は幼なじみのアリサに呼ばれそこに向かう。そしてー。今日もまた一歩踏み出す。


どうだったでしょうか?

初の連載作品、ここで終わりとさせていただきます。最後までご視聴ありがとうございました〜。

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