表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/46

#4

 南の神殿で追加メンバーに関してミナに話をしてみたところ、ミナが上に掛け合って承諾を得てくれた。

 結果、戦闘専門の神官が一人、メンバーに加わり、あと二人、冒険者を雇う事になり、俺達は神殿から冒険者ギルドへと向かっている。


「いやぁ、勇者様と御一緒できるなんて光栄であります!」


 ニコニコしながらそう言う男が、その戦闘専門の神官だ。男の名は、アレックス。身長は二メートル近く、スキンヘッドに口髭、筋肉ムキムキのマッチョで、神官というよりも格闘家やプロレスラーと言った感じだ。年齢は俺達とそう変わらない。

 戦闘専門の神官というのは、僧兵の様なものなのだろう。


「それにしても、凄い筋肉ですよね。武器は何を使うんですか?」

「私の得物はこれです」


 アレックスは白い歯を輝かせながら、大振りのメリケンサックを取り出した。


「こいつはオリハルコン製の特注品でしてな。拳に纏った魔力を叩き込めるのです」

「そうなんですか…」


 質問をした真田が若干、引いていた。


「オリハルコンって本当にあるんだな…」

「それより、歯が輝いてた方が驚きだよ。さすが、ファンタジーの住人」


 伊達の呟きに、俺の感想を返す。


「さぁ、ギルドに着きましたぞ」


 アレックスの案内で、俺達は冒険者ギルドへと到着した。


「仲間は酒場で集めるんじゃないだな…。冒険者ギルドなんて、小説でしか読んだ事無いよ…」

「酒場で仲間を集めるなんて、いつのゲームだよ…」


 俺の呟きに、真田のツッコミが入る。

 たしかに、普通に考えれば、酒を飲む場所で仲間を集めたり、契約をするなんて異常だ。酔っ払いをスカウトする事になるわけだから。


「人材派遣会社みたいなもんか」


 ギルドに登録している冒険者は、派遣社員みたいなものだろう。

 何かを取って来て貰ったり、倒して貰う依頼は、業務委託と考えればいい。


「それじゃ、良い派遣さんを雇えるように願おうぜ」


 伊達が俺の肩を叩き、アレックス達に続いてギルドの建物へ入って行った。


「そうだな」


 俺も伊達の後に続く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ