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本編 ◇ビート その4

 視界に広がるのは美しい青空。そして、色とりどりの花、または、花畑。

 あの爆発音を聞き、気がついたらここにいた。

「ここは……?」

「そうだ、カインとトゥリは……」

 ハッとして後ろを向くと、カインとトゥリが花の中で互いに背を向け、座りながら寝息を立てていた。

 僕は二人に駆け寄ると、ゆさゆさと、二人の体を揺らし起こす。

「カイン、トゥリ。起きてくれ」

 少しばかり大きな声で言う。

「んあ! なんだビートか……。って、あれ? ここどこだよ? 俺達、さっきまで学校にいたはずじゃ……」

 急に立ち上がり辺りを見渡すカイン。

 立ち上がったことによりカインに背中を向けていたトゥリが崩れる。

「……あら」 

 

 そう呟いて、目をこすりながら、眠たげな表情をしたトゥリが起きた。

「ここー、どこかしら……。ねぇ、二人共?」

「おっ、トゥリも起きたか。さっきまで俺達は教室にいたはずなんだがな」

 トゥリの手を取り、立たせながらカインが言う。

「ん、ありがと。………それにしても綺麗ね、ここ」 そう呟いて、目をこすりながら、眠たげな表情をしたトゥリが起きた。

「ここー、どこかしら……。ねぇ、二人共?」

「おっ、トゥリも起きたか。さっきまで俺達は教室にいたはずなんだがな」

 トゥリの手を取り、立たせながらカインが言う。

「ん、ありがと。………それにしても綺麗ね、ここ」

 トゥリがしゃがんで、足もとに咲いている黄色い花をつまむと、くるり、と回す。

「今日は変なことばかり起こるね」

 僕は上を向き、空を仰ぐ。

 すると、辺りを見渡していたカインが突然、指をさした。

「おい、見ろよビート、トゥリ。向こうに誰かいるぜ」

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