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◆観測者の囁き

 全ての生物は等しく死を与えられる。

 君はどう抗う、この祖なる者の輪からどう抜け出す?

「そんなもの、僕が全部ぶっ壊して……と共に元に戻してやるさ。………。」

 それは出来ない。私を壊せば……が……になり、……………。

「だからって何もしないでいられない。…は全ての………」





「あなたは……?」

 私? 私はあなたよ。自分のことは自分がよく知ってるでしょ?………。

「……ええ、そうだったわね。私はもう……逃げないわ」

「私には沢山の味方がいるものね」




「何時の間にかこんなとこまで来たんだな」

 そうさ、ここは誰にでもあるこんな場所さ。君も僕も、彼女も、そして……あれにだってここは……

「ああ、行こうぜ。俺達はもう後ろは向かない」「俺は掴んでみせる。全ての……を」




 あなたは泣かなくなったね……

「うん、泣いても強くなれなかったんだよ」

「……達を守れなかったあの日、あれからあたしは泣いてないよ」

 そう……、じゃあ行きましょう

「うん、みんなが待つあの場所へ」



   

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