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教室の外は知らない世界  作者: ガメ
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あの時との違い


「今回は……あったね……」


「うん…。でもさ、さっきはなかったよ?」



そう、京花が言うように1時間前まではなかったのだ。

でも1時間経った今はあった。

さっきとの違いはなんなの…?



「ねぇ京花、さっきと今、なにか違うところってなんだと思う?」


「なんだろう、お腹すいてるか?とか?」


「そんなわけないでしょ」


「じゃあ、、、、トイレ行きたいか、とか?」


「それも違うでしょ」


「んーー違うところかぁ、、、」


今あって、さっきなかったもの、、、

でもほんとに京花が言ったことくらいしか思いつかない。

いや、今お腹は空いてないんだけれども。


「あ!!」


突然京花が声を出した


「え!?なに!?!?」


めっちゃビビったぁ。


「あのさ!今の授業も、4時間目の授業も、早く終わったよね!?」


「早く、、、?」


確かに、チャイムがなる前に終わった、、、


「それじゃないかなーって」


確かに。違いといえばそれくらい、よね。


「そう…かも。いや多分そう。」



多分、ここの外、っていうか廊下。

チャイムがなる前まで、つまり授業中は変な世界に繋がっている。


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