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教室の外は知らない世界  作者: ガメ
23/26

天国と地獄のやつ

年2投稿は流石にやばいと思ったのでね、、、、

亀更新にもほどがある。


「ちょっと思ったのは、青信号になるとこの道路の黒い部分が柔らかくなる………とか」


「あ〜〜〜なるほど、つまり今赤信号だから普通に戻ったかもしれないってことか」


「多分…もしかしたら……」


ただの憶測だけど。


「巴、1回さ、試してみようよ。」


「え、何を、」


「道路が本当に柔らかくなるかに決まってんじゃん。」


ということで1回歩道に戻り、青信号になるのを待った。


「お、黄色になった!」


車道の信号が続いて赤になる。

そして歩道の信号が青になった。


「よし、行こう京花。」


「うん。」


「「せーの」」


白線に乗った。

普通通り乗れた。

そして私たちはしゃがんで、道路の黒いアスファルトの部分を恐る恐る触った。


「うわっ」


京花が声を出したくなるのも分かる。

ほぼなんの感覚もなかったからだ。


「なにこれ………液体みたいだけど冷たくも暖かくもない……」


「見て巴、これすくえるよ!」


「うわ、こら京花。勝手にすくわないの」


あっ時間!

パッと前を見て信号を見た。

青信号が点滅を始めている。


「やばい京花、点滅してる」


「え、マジかやば。どうする?」


「白線の上にいれば大丈夫だとは思うけど、ここにいてみる?」


「うんそうしよ。」


私はもう一度手首まで手を突っ込んでみた。

勢いよく抜くと、少し水しぶきのようなものが飛んだが、手自体には何も付いていなかった。


信号が赤になった。


「わ、やっぱ硬い」


「ほんとだ。普通の道路だね。」


やはり赤信号になると普通の道路になるようだ。

と、横の黒いしぶきを見た。あれ?


「これ手突っ込んだまま赤信号になったらどうなるんだろ」


「多分危険だから辞めときな。見てこれ。」

私は横の黒いしぶきだったものを指さした。


「何これ?」


「さっき手を出した時に白線にかかったやつ。これ小石の上に半分掛かってたっぽいんだけど、」


「え、これって」


「掛かってた半分だけぺちゃんこになってるの。だから多分、こうなる。」


「じゃあ、私の手も、こうなる。」


「多分」


「うわ………やば鳥肌立った」


正直理科系苦手だから詳しいことは分からないけど、液水が個体になるとなんか試験管から出てる実験をしたようなしてないような気がする……から、なんかこう……密度的に、?

液体が一瞬で個体になるってやばいんだと思う……


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