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俺の殺虫剤は聖剣を超える。  作者: ペンション吉谷
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スキルUPとその能力

飴玉強盗から数日が過ぎた。

飴玉が無くなってからは、少女達は姿を現わす事は無かった。なんかしら能力か、それとも本能で察知しているのかは不明だ。

オヤツでお菓子を手に入れると、即日少女達はやって来る。



転移から3ヶ月が過ぎ村での生活に慣れた頃、オヤツのスキルレベルが2度上がった。


スキル オヤツ Ⅲ

300円→500円→1000円と成長。

詳細を確認するとオヤツスキルはカンストと表示されている。


スキル詳細はスマホで注文する時に、表記されているのを見て、愕然とした。


スキルUPによる1000円分注文するワクワク、ドキドキ感以上に、次は3000円?5000円?一万円?と思っていたのに、確かにオヤツ一万円は無いと思っても諦めきれないが、納得するよう自分に言い聞かせ、発注する。

しかしスキルUPの恩恵で、1000円分。

300円の3倍以上を手にする事ができる。途中一週間、スキルを使わなくても翌週にキャリーオーバーされる事は無かったが、スキルⅢはキャリーオーバー能力が付属されていた。


飴玉徳用とおにぎりを注文する。

この世界には米が無い、japanes peapleは米が必要なのだ。

転移してから3ヶ月、久しぶりの米を堪能していると、早速少女達が来る。

「寄越せ、はやく寄越せ。」と飴玉強盗達がやって来る。

「何故、分かった。」麻薬犬真っ青の能力だ。

「いいから寄越せ。」と人の持ち物を物色する。

しかし、残念ながら持ち物には飴玉は無い。メニューのアイテムにあるため、いくら探しても見つかるわけがない。

しかし諦めない少女達は、「仕方ない、やるか!」と言い、チラチラさせてきた。

お色気作戦?

「分かった。分かった。」と言いながら飴玉を出す事にする。

「ほらやっぱり。」「でしょう。でしょう。」

と言いながら袋ごと奪っていく。

どうやらエッチなお兄ちゃんのレッテルはそうそう覆りはしなそうだ。

「まだ何かあるでしょう。」

「…」

無言でチョコレートを差し出すと、強盗達は去っていった。
















閑話が続いたので、そろそろ本線に戻ります。

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