表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の殺虫剤は聖剣を超える。  作者: ペンション吉谷
6/11

スキルは遠足?

近藤玲二は泣いてた。


レーゼス村に住み着いて1週間の経った頃、村外れにある木の実。味が気に入って食べていた。

メイちゃん謂く、その木の実を食べると背が伸びたり、お胸様が大きくなったりするそうだ。しかし、あまり食べすぎと身体に悪いからあまり食べてはいけないそうだ。素晴らしいこの木はリグルの木と呼ばれている。

俺は奇跡の木…神の木と呼ぶ事にする。俺はリグルの実231個こっそりアイテム収納していた。厚底シークレットブーツを脱ぎ日も近い。


身長が2cm伸び、念願の170cmに届いたのだ。

これだけでもこの世界に来れた事へ感謝しなければと男泣きするのであった。




ミッションとスキルだが、クリア報酬はスマホに表示される。何故かスマホのバッテリーは100%のままだ。ミッションクリアの報酬スキルだが、スキル名おやつだ。1週間に1度300円までとなっている。スキル発動後、5km以上移動しスマホに入力するとアイテムに収納される。最初冗談のつもりりで【バナナはおやつに入りますか?】と入力するとバナナが出たのは余談である。

丁度1週間が経過したので、5kmの遠足に出る事にする。1週間に1度とあり、この1週間悩みに悩んだ。この世界では、塩や砂糖が高級品と異世界テンプレ事情につき、塩1kg、砂糖500mg、あまりで飴玉7つを手に入れる。帰りにワイルドボアを3頭、角兎8匹を狩り村に戻る。


家を間借りしている。長老のライラッド爺さんに家賃がわりとして今日の獲物を渡す。

盗賊達に村娘、食料が奪われ、村は危機に陥っていた。

少女達を助け、食料を燃やしてしまった、自責の念に駆られ、俺はアイテムからワイルドボアを出した。それと3頭分の肉は別の村へ持ち込み麦などと交換してライラッド爺さんに渡したのだった。

ちなみにおやつのバナナは村娘3人に奪われた。


それからは手の平返しで、魔王呼ばわりしていた連中も、俺を救世主扱いだ。

気持ちいい反面、照れ臭く感じていた。

内に入ると村の連中は結構いい奴ばかりだった。


サトウキビ親父はリルとララの父親で、メイちゃんはライラッド爺さんの孫といった具合だ。


俺が遠足?から村に戻るなり、なんか美味しそうな匂いがすると早速飴に集ってきた。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ