救出ミッション突入
アジトに乗り込む前にメニュー確認をする。
MAP上に赤い点が13個青い点が3個表示される。
グレン村(廃村)建物が8つあり1つの建物に青い点が3個と赤い点が2つ、1番大きな建物に赤い点が11個表示されている。
これからはMAP師匠と呼ぶ事にしよう、素晴らしい仕事ぶりだ。その時お腹の虫が悲鳴をあげる。
サトウキビでも貰っとけば良かったとか思いながら、メニューのアイテムを調べる。
ブラッディベア
牙×22 爪×16
ワイルドボア
毛皮×8 肉×6
玄殻甲虫
甲殻×136 翅×216
大事な物
強力殺虫剤
業務用ライター
スマートフォン
リュック
まんまゲームじゃないか。これはメニューは大先生をつけなくはいけない。これからはメニュー大先生そしてアイテム師匠、MAP師匠これだけでもチート性能が素晴らしい。
リュックを取り出し中を調べる。
中身はタオルと財布と読みかけの小説、ペットボトルのお茶と…あった10秒チャージ
早速勢いよく吸う…あまりの勢いに1秒チャージになってしまう。余韻も後味も何も無い。
ワイルドボアの肉を焼いて食べるのも時間がかかり過ぎてしまうので、このまま考えていても仕方が無い、ミッション突入の時間だ。
ポイントが表示されている建物が2つ、青い点の箇所には入り口前に2つ赤い点、おそらく見張りだろう。
1番大きな建物に近付く見張りらしき人はいない。
裏側に回り込むと、中から変えが聞こえる。
「今回の村は当たりだったな、若い娘は奴隷として良い値で売れるだろう、遊ばずに売ってしまうには惜しいが金のためだ、お前等も傷つけんじゃねーぞ、いいな。」
「確かに今回は酒も手に入りましたしね、頭もう一杯どうぞ」
そこで俺はライターと殺虫剤のセットで火炎放射器で建物に火を付け、パニックになっているその隙に村娘を救出する、火事場泥棒作…陽動作戦を決行する。