第2.5モフ目 分隊長視点Part2
Part2です~。面白くは無いですが良かったら見てってください。
朱音「......んにゃ...」
ようやく姫様は起きたようだ。先程の事を謝らねば。
ロギンス「いや~まさか気絶するとはね。」
本当にな、前から醜いと何回も言われていたが、気絶まで行くとは.....結構傷付くな。
とりあえず謝ろう。
俺「すまないな、私の醜い裸体を貴女に晒してしまい.....」
だが、彼女は私の台詞を遮るように、
朱音「えっ!?いや、むしろ筋肉質な体が魅力的すぎて気絶したんですけど。」
思いがけない言動だったためにしばらく固まった。
“久しぶりに他人に誉められた”
私は彼女の言葉を頭の中で繰り返していた。顔が熱く感じる。
あまりの嬉しさに私は今にも発狂しそうだった。だからロギンスに、
私「ロギンス、少し先に行っててくれ。」
そう指示した。
そして彼らは先に進んで行った。これなら十分感情を露にできる。
俺は叫びながらそこらじゅうを駆け回った。声は木々に遮られてあっちには聞こえていないだろう。
何なのだろうこの感情、あの方のことを考えると、熱いものが身体中に流れる。これが好きということだろうか......
大分感情が落ち着いてきた。そろそろ戻ろう。
ようやく隊に追い付いた。思っていたより進んでいた。
何となく彼女の方を見るが、その瞬間に体に熱いものが流れた。やはり私は彼女を好きなのだろう。
私「さっきはすまないな、さてまた進むか。」
この時私は気付かなかった。彼女に対して物凄い速さで尻尾を振っていたことを......
あぁ...........恥ずかしい............
はい、朱音視点に戻りま~す。