第2.5モフ目 分隊長視点 姫様を迎えに行かねば......
1モフ目の分隊長視点です~。
何だかんだで日が開きました、ごめんなさい。そしてブクマありがとうございます!
ロギンス「分隊長~、先程人間界の姫様がいらっしゃったと、女神様の使いの妖精から連絡が~」
俺「あぁ、またか....今回は生き延びててくれよ.....」
また異界から女神が人間を呼び寄せたらしい。呼び寄せられた側は迷惑だろう....
ちなみに、何故女神様からの連絡がこっちに来るかと言えば、
女神様曰く、「王族だのなんだのにやらせると、異界の姫を屋敷から出させないようにするのがオチで、そうなると可哀想だから。」
だという。なんて適当な理由なんだ。まぁいい。
そもそも女の人間を呼び寄せる理由としては、この世界が原因で、基本的に女性が少ないからって事だ。
呼び寄せても、大体魔物に食い殺されてるがな。女神さんよ、もうちょっとマシなとこに出してあげろよ。
俺「なら支度して行くぞ。」
ロギンス以下隊員「おうっ!」
~数時間後~
ようやく見つかった。今回は食い殺されていないようだ。しかし........出てこないな。なぜだ。こないだ妖精から人間界には「ヒキコモリ」という事があると教えられたが、それなのか......そういうタイプの人間なのか?
ロギンス「もしかしたら、分隊長の顔が怖いんじゃないすかね?」
俺「そんな訳ないだろっ」
ロギンス「いや、でも分隊長、結構そういうこと言われてますよね?」
あっ、そうか。そうだった。昔からそうやって言われてたな。この鋭い牙といい、鋭い眼光を放つ眼。なんだ、俺は刃物か?
とりあえず自分の安全性をアピールせねばな。どうする。いいや、めんどくさいから全裸でいいだろう。
着替えは早い方だから
俺「じゃ全裸で安全性をアピールするか。」
数分後
姫様が叫びながら出てきた。俺はもう全裸だ。これで十分安全性はアピール出来ただろう。
だが、姫様が一瞬白くなった。そして固まって震えだした。
俺はやっぱり恐怖を与えてしまったのだろうか。そして、姫様は気絶した。
仕方ない、背負って行こう。すまんな姫様
次回は、2モフ目の分隊長視点です。