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200文字小説集 vol.2

嵐が去った後には…(200文字小説)

作者: 日下部良介

『通勤時間帯にピークを迎え…』

 テレビのニュースが伝えている。発達した低気圧が爆弾低気圧に変わるのだと。


 少し早めに家を出た。

 電車はいつもより混み合っているように思えた。


「こんにちは」

 電車を降りたところで会社の同僚に会った。

 彼女も早めに出て来たと言った。

「なんだか拍子抜けですね」

 雨も風も既に止んでいた。

「そうでもないさ。だって、君に会えたから」


 赤く染まった彼女の頬は朝の陽射しのせいではなかったと思う。




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― 新着の感想 ―
[良い点] 鉄人らしい、よい台詞があってニマニマしました。
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