嵐が去った後には…(200文字小説)
掲載日:2018/03/01
『通勤時間帯にピークを迎え…』
テレビのニュースが伝えている。発達した低気圧が爆弾低気圧に変わるのだと。
少し早めに家を出た。
電車はいつもより混み合っているように思えた。
「こんにちは」
電車を降りたところで会社の同僚に会った。
彼女も早めに出て来たと言った。
「なんだか拍子抜けですね」
雨も風も既に止んでいた。
「そうでもないさ。だって、君に会えたから」
赤く染まった彼女の頬は朝の陽射しのせいではなかったと思う。
『通勤時間帯にピークを迎え…』
テレビのニュースが伝えている。発達した低気圧が爆弾低気圧に変わるのだと。
少し早めに家を出た。
電車はいつもより混み合っているように思えた。
「こんにちは」
電車を降りたところで会社の同僚に会った。
彼女も早めに出て来たと言った。
「なんだか拍子抜けですね」
雨も風も既に止んでいた。
「そうでもないさ。だって、君に会えたから」
赤く染まった彼女の頬は朝の陽射しのせいではなかったと思う。