正義は悪魔の名のもとに

人と少し違うところはあれど、それなりに普通の生活をしていた榮守駿夜。
だがある日を境に、駿夜は非日常へと足を踏み入れていくことになる。
明かされる過去、因縁により巻き込まれていく現在。
平凡だと思っていた自身の体に潜む異形の存在。
それらをめぐり、繰り広げられる争い。
平穏な日常は崩れ去り、非日常へと身を投じていく駿夜は、はたしてかつて身を置いていた退屈で平凡で、だがもう味わい難い日々を、未来を、再び掴み取る事が出来るのか？