8章:私が何をしたっていうのよ?
8章:私が何をしたっていうのよ?
紅葉:はあ~。
GM:どうしたの?紅葉のシーンにしようかと思うけど。
紅葉:いえ、濃かったものだから。
GM:まあ、コールはトンデモ担当だから(笑)
コール:いやいやっ、カッコ良い担当で!
紅葉:私も頑張らなきゃ。
GM・コール:もう、十分だから!(笑)
GM:まあ、自分らしくね?
紅葉:はい!で、私の方にも来るのかしら?
GM:というか、紅葉は何をしてるのでしょう?
紅葉:大学に行って、帰ってきたら、お人形を作っていますね。
GM:では、お昼、学食かな?
紅葉:あっ、ココの大学は、お昼が安いでいいですか?栄養科の人達が作っているんです。
GM:そういうのは自由にどうぞ。「おっ、竹酔のお嬢さんじゃないか?いっぱいお食べ」と、地元のパートのオバちゃんが声をかけてくる。
紅葉:今日のお勧めは何でしょう?
GM:「今日のA定は、ホッケだよ。実習組のだね」
紅葉:じゃ、お友達が作るって言っていたのを聞いていたことにしてもいいですか?
GM:OK!「紅葉、今日のは自信作だよ!」って奥から声が聞こえるね。
紅葉:「あっ、イリアちゃんだ」って手を振ります。
GM・コール:イリア!?
紅葉:留学生のイリアちゃんって、駄目ですか?
GM:いやっ、良いよ。どんどんやっちゃって。
紅葉:ロシアの科学者で、ヨーグルト健康法を広げた人のイメージです。
コール:へぇ~?
GM:まっ、まあ、ロシア人のイリアが作る料理は絶品だという事で。
コール:なんか、変な物入っていそうだけどな(笑)
紅葉:彼女は普通の人です!
GM:入っていたとしても、俺らにじゃないからいいじゃん(笑)実は奇妙な一致で、ガ〇ダムに、そんなキャラがいるんだよ。
紅葉:じゃあ、同じ人が素になっているのかもしれませんね?
GM:あぁ、それじゃ、話を戻すね。ホッケの塩焼き定食350円を手に、紅葉は学食のテーブルに着くが、気が付くと正面に女性が座っている。「美味しそうね?」
紅葉:「はい、私のお友達が作ってくれてるんです」って、浜さんですよね?
GM:そうですね。隣に立つ男性が、名刺を渡してくれます。
紅葉:ありがとうございます。私も持っているかな?
GM:人形作っているし、持っていても良いよ。
紅葉:じゃあ、急いで出します。わ~、大企業の社長さんだ。
GM:「貴女の人形、幾つか見せていただいた事があるわ」と。
紅葉:ありがとうございます。
GM:「それで、MGも作るんですって?」
紅葉:えぇ、つい最近始めたんですけど・・・。なんか、雰囲気が悪いですか?
GM:「私は、昨日お世話になった三都人の叔母なの。それで、貴女の腕前を見せていただけたらと思って来たのよ?」
紅葉:お仕事の話じゃない?「う~ん、学校では、そういうのはちょっと・・・」
GM:「あらっ、彼の方は快諾してくれたわよ?」
紅葉:「彼・・・ですか?」本気で分かりません(笑)
GM:「あらあら、とぼけちゃって」脇から、真島がコールの写真を出しますね。
紅葉:あっ、昨日の人?
GM:「大人が二人で、子供のお遊びに手を出したそうね。あの子は泣いていたわよ?それが、竹酔のお嬢様の仕業とはねぇ・・・」
紅葉:ムッとします。「あれは、そちらがヒドイ事をしていたからです。それに、私は見ていただけです」
GM:「そうかしら?MGは出来上がりで差が出るそうね?貴女が手を加えなければ、負けるはずがない、って言っているわ」
紅葉:そうなんですか?
GM:さあ?(笑)
コール:データの組み方が悪かった。
GM:いやっ、1戦目は、ああいう面白コンセプトなんだ。で、「それで、ちょっと再戦をお願いしたいのよ?」
紅葉:私、MGバトルとか、やった事無いんですけど?
GM:「えぇ、分かっているわ。でも、彼の方は刑務所の中なんでしょう?誰かがプラモデルを作ってあげないと。それは彼女のお仕事じゃないかしら?」
紅葉:あの人とは初めて会ったんです。関係ありません!
GM:「なら、貴女がお相手をしてくれればいいわ。ビルダーとしての腕も、ウチの真島は貴女に負けていないわよ?」
紅葉:私は関係無いって、言っているでしょう?
GM:「あらっ、逃げるの?子供の相手は出来るのに?さすがお嬢様ね」足を組み直します。
紅葉:う~、ムカつく!
コール:まあまあ。
紅葉:もとはと言えば、貴方のせいでしょ!
GM:「3日後の2時に、昨日のお店にいらっしゃい。お友達も招待してあるわ」と言いますね。
紅葉:だから、私は関係ないって。行きませんよ。
GM:「そうしたら、お友達はどう思うかしらね?MG作れる状況じゃないんでしょう?」
コール:また、拘束服でグルグル巻きにされてます(笑)
GM:笑いながら、浜環子は去っていくね。
紅葉:う~!
コール:・・・幕間で回復して良い?