7章:バトルなら、いつでも受けて立つさ!
7章:バトルなら、いつでも受けて立つさ!
GM:では、コールのシーンです。
コール:おう、それじゃあ、俺はボコボコにされて部屋の中に転がされている(笑)
GM:まっ、まあ、ソレで良いなら。
紅葉:なんでですか!?そんなの許されないですよ?
コール:演出だよ(笑)捕まった後、手荒い教育が行われて、独房に戻されたんだ。
GM:それじゃあ、用意された食事に手が付けられないくらい、君の体は痛んだ。
コール:「っつ、痛ぇ~。あいつ等、手加減ってもんを知らねぇ」転げまわります。
GM:だが、不思議と君の心は爽やかだ。
コール:あぁ、バトルは最高だ。なんといっても3年ぶりだからな。
GM:君が瞼を閉じると、着物を着た女性とグレ〇ダイザーが思い浮かぶ。
コール:そっちじゃないよ!オ〇ガスだろ?(笑)
GM:失礼。不思議な女性だった。何と言っても、爪切りで手錠を切ってしまうくらいだ。
コール:そうなんだよ。俺じゃないんだ、あの女が切ったのに、誰も信じてくれない(笑)
GM:そりゃあねぇ(笑)
紅葉:京都の名工に作ってもらった、1本12万円とかする逸品ですよ?
コール:そういう問題か?
GM:そして、次の朝。
コール:腹減った!
GM:「そこにあるだろう?」って、昨晩の残りを顎で指して言う(笑)
紅葉:また、誤解される演出を。
GM:あっ、「この作品はフィクションであり、登場人物・場所は実在の人物とは関係ありません」これでOK?
コール:拘束服のまま、転がって行って、犬食いするぜ。ここはムーンクレイドルだしな。
紅葉:そういう問題ですか?
GM:まあ、ソレくらい悪い事をし、悪い奴だという演出で。コールが嫌なら撤回する。
コール:むしろ、優しいくらいだ(笑)
紅葉:本気!?
GM:あぁ、俺は壁に鎖で縛られて、鞭打たれるとか予想してた(笑)
コール:肩越しに、後ろで足首と手錠が結ばれてるってのもキツイな。
紅葉:なんで、自分で変な演出入れるんですか!?
GM:そこは、まあ(笑)んで、太陽の角度から11時くらいかな?「201425号、面会だ」と声がかかるね。
コール:あ~?嫌だね。俺はここが気に入っているんだ(笑)
GM:その声を無視して、ブシュー!っとホースから水が浴びせかけられるね。
紅葉:えぇっ!?
GM:「そんな汚い体で面会する気か?洗ってやるぜ!」と温水が(笑)
コール:微妙に優しいな(笑)「あぁ、そこはヤメテくれ~」デッキブラシでゴシゴシと。
GM:では、体を洗い終えたコールが通路を歩いて、面会室へ向かう。
コール:「へへっ、水も滴る良い男だろ?」
紅葉:そうですね(飽きれてる)
GM:「失礼なマネはするんじゃないぞ!」そう前置きをしてから、ドアを開ける。
コール:あれっ、弁護士じゃないのかな?
GM:面会室のガラス壁の向こうには、赤い髪の視線の厳しい女性は一人座っており、男性がその後ろに立っている。
コール:・・・・・・う?
紅葉:さっきのマスターシーンの人ですね?
GM:「お前がコールか?」女性の厳しい誰何の声が聞こえる。
コール:おいおい、人に名前を聞くときは、自分から名乗るのが礼儀だぜ?
GM:「なっ!」と男性の方がいきり立つけど、「よいっ」と女性が制するね。
コール:へっ
紅葉:さすが、三下演技は得意ですね(笑)
GM:「失礼した。私は浜コーポレーション、代表取締役の浜 環子だ」字は、「環」円環とかに使うね。
コール:ハマーンかよ!
GM:「貴様、失礼な!」と男性が再度起こるけど、「よいっ、真島。私の方が礼を逸したのだ」と抑える。
コール:こっちはマシュマーか?(笑)
紅葉:分かりません。
GM:まあ、分からなくていいよ。で、「昨日は、私の甥っ子を楽しませてくれたようだな?」
コール:「あぁ、弱い者苛めして楽しんでいたようだから、ちょっと揉んでやったよ」あぁ、NPCなのに、ハマーンだと思うと緊張するな(笑)
紅葉:そうなんですか?
GM:某アニメの歴史的な女傑だからね。「なるほど、三都人の言っている事とは、少々違うようだな?」真島が手帳を確認しているね。
コール:「なんだよ、子供の喧嘩に親が出てくるのか?そりゃあ、弱いわけだ」と、挑発します。
GM:「貴様!」と、何度目か忘れたけど真島がいきり立つ。
紅葉:そして浜さんが宥めるのですね?
GM:そう(笑)「そうだ、子供の喧嘩だ。しかし、三都人は呉の家を、将来は浜グループを背負って立つ男。このままではイカンのだよ」
コール:「でも、相手が悪かったと諦めてくれ」
GM:「そうはいかん!」
紅葉:そうなんですか?
GM:そうしてくれると助かるなぁ(笑)「あやつのプラモは、この真島の手で作られたものだ。ことMGバトルだけの問題ではなくなったのだ」あっ、真島って東日本代表くらいの実力があると思って。
コール:「へっ、あの程度のMGでか?」
GM:「あの程度と思ってもらっては困る」
コール:来たー!
GM:そう。「3日後に再戦を求める。場所は追って知らせる」そう言って、彼女は席を立ちます。真島も後に従い去っていきますが、物凄い眼光で君を睨むね。
コール:お~い、俺は捕まっているんだけど?
GM:「心配するな。浜グループにかかれば、貴様ごときの出所は簡単なことだ」ハイヒールを響かせて、環子達は去っていきます。で、「オラッ、面会は終了だ!」と刑務官が君を部屋に戻す。
コール:くっ、痛てぇな。しかし、それよりもMGバトルが出来ることにワクワクしている。
GM:そんなところで、シーンを切りましょう。