3章:メタリックガーディアン・バトル
3章:メタリックガーディアン・バトル
GM:では、ミドルシーンに入りましょう。紅葉かな?
紅葉:はい。ところで、メタリックガーディアンとは何ですか?
コール:このシステムだよ。
GM:そうなんだけど、古今東西のロボットを集めたレーベルと思ってくれればいい。
ガ〇ダムとかゲ〇ターとかマ〇ロスとか有ったんだけど、それが統合されたんだ。
コール:すげぇな。
GM:そして、そのキャラを使ったゲームが有って、色々と作られた。
コール:ス〇ロボだな?
GM:そう!そして、色々とあって、格闘ゲームが一番売れたと。
紅葉:格闘ゲームですか?
GM:さらにだ、3Dプリンタって分かるよね?
紅葉:分かります。商売敵っぽいです(笑)
GM:まあ、アレにも原型が必要なんだけど、アレの逆の技術が進んだんだ。題して3Dスキャナ!
コール:だせぇ(笑)
紅葉:まぁ、分かりやすいじゃないですか。
GM:ぐっすん。つまり、ある程度の大きさで作れば、リアルにデータをコンピューターに取り込み、ゲームなどの中で動かせるのだ。
コール:それで、好きなキャラを簡単に動かせるんだな?
紅葉:今でも出来そうですよね?
GM:そうすると、さらに逆にプラモ自体を動かしたくなるわけだ。
紅葉:そういうものですか?
GM:そういうものなの!そうこうしているうちに、プラフスキー粒子というものが発見され、現実に動かせられるようになったのです。
紅葉:そこは強く突っ込んじゃいけないんですね?
コール:そうだね。そして、爆発とかダメージもリアルにプラモに反映されるようになった。
GM:そして、自作プラモでのバトルがブームとなり、世界大会が開催されるまでになった。
紅葉:そうなんですか~。
コール:興味なさそうだ。
GM:女性にはねぇ。
紅葉:私は見た事ないんでしょうか?
GM:野球は知っていても、試合は見た事ないっていう人はいるだろう。それと一緒じゃない?
コール:まあ、カバーも王族だしな。
GM:はぁ?王族?
紅葉:はい、64で王族がでました。
コール:俺はチョイスでマフィア。さすがに出ない(笑)
GM:・・・・・・で、紅葉も壁に張ってあるポスターを見たということで。
紅葉:はい~。世の中は進んでいますねぇ~。
GM:それで、コールと紅葉は同じショッピングモールに居ます。
コール:まあ、プラモ屋と画材売り場は近いかもな?
GM:膠を受け取った紅葉が店を出ると、ちょっとした人だかりが見える。
コール:うぉ~、飯が食いてぇんだよう!
GM:お前じゃねぇ!出たいなら、登場判定しろ。
紅葉:・・・・・・何でしょう?
GM:どうやら、さっきのメタリックガーディアンのバトルが開かれているみたいだね。
紅葉:お人形での戦いですか?そんな為に作るんじゃないのに、男の子って・・・。
コール:お嬢さん、男っていうのは・・・
GM:だから、出たかったら判定しろよ。
コール:もうちょっと、様子見る。
GM:どうやら、虐めっ子?が相手の子をバカにしてるみたいだね。「なんだよ、お前のMG。弱ぇな!」
紅葉:お人形で、どうやって強さが決まるのかしら?
コール:作りこみ度によって変わるそうですよ。良い出来なら強いと。
紅葉:よく分からないです。
GM:負けた方の子のプラモは壊れてるね。「弱いのは壊れて当然だ!」って、もっとグチャグチャにしようとしてるね。名前表でも振るか(コロコロ)45「僕のレヴィアタンに何するんだよぅ」と泣きそうだ。
紅葉:見てられません。「もう、やめなさい!」
GM:「なんだよ、関係ないだろ?」苛めっ子は話を聞かないね。
紅葉:おかしいです。これもお人形でしょう?楽しむために作ったはずなのに。
GM:「なんだよ、じゃあ、バトルするか?強い奴の言うことが正しいんだって、ママも言ってた」
紅葉:どんな母親ですか!?それに、私はプラモなんて持ってないですよ?
コール:ここで登場だ。(コロコロ)9、出目で成功だ。苛められた子に「お前、こういう所に来るなら、予備のMGを持ってきてるよな?」って聞きます。
GM:「持ってるけど・・・」って、いきなり現れた怪しい人にビビッてます(笑)
コール:怪しくないよ。手錠してるけど(笑)
紅葉:何なのでしょう、この人は?
コール:「坊主、お前は使い方が分かっていないだけだ。ここは俺に任せな」って、歯がキラーン!
紅葉:手錠したままで?
コール:むしろ、敗れた拘束服を着てます(笑)
GM:まあ、いいや。「これで、僕の敵を取ってよ!」(コロコロ)64飛龍だね。
コール:「ふっ、飛龍か。良いチョイスだ。しかし、作りが甘いな。少し手を入れればよくなるのに」と言います。
紅葉:どうすればいいんですか?
コール:例えば、飛び出たバリを取ったり、やすりで磨いたり、細いペンで墨入れしたりかな?
紅葉:私は持ってないですかね?
GM:えっ?(笑)化粧道具ぐらいじゃないの?
紅葉:ペンは持っていてもおかしくないですね。ネイル処理のやすりはギリギリかな?バリっていうのが分かりませんけど・・・
コール:バリというのは、(スマホを見せて)こういうのを爪切りで切るんだ。
紅葉:持ってます!女性なら必須ですよ?
GM:そうなの?
そんなの知らねぇよ!つうか、店に言えば貸してもらえるはずだったんだ
紅葉:「ちょっと貸してください」って作業してもいいですか?
GM:あぁ、一応、判定しようか?【反射】かなぁ?目標値は10で。
紅葉:(コロコロ)9+5で成功です。
GM:では、見違えるように仕上がった。
コール:こっ、この女はただもんじゃねぇ!?一体何だ?と驚きます。
紅葉:あらっ、女性なら誰でもできますよ。
コール:俺が中にいる間、世界は進んだもんだ。
GM:「でも、僕じゃ勝てないよ」って泣きそうですね。
コール:「今度は、俺の番だな」って前に出ましょう。
紅葉:じゃあ、手錠を切ります。
GM・コール:はっ?
紅葉:出来ません?(コロコロ)6ゾロですけど?
GM:ソレは犯罪では?
コール:(さえぎって)やるなぁ、姉ちゃん!助かったぜ。
紅葉:世の中には、色んな趣味の方がいますからね。それと、私は姉ちゃんじゃないです。竹酔紅葉です。
コール:俺はコールだ。255年の男って呼ばれてる。
紅葉:なんですか、それ?
コール:まあ、いいじゃねぇか。3年ぶりのバトルだぜ!
GM:はいっ、それではいったんシーンを切り、次にバトルのシーンです。




