2章:255年じゃ温る過ぎる
2章:255年じゃ温る過ぎる
GM:では、255年の男。
コール:護送車の中、拘束服で転がされている。
GM:はっ?
コール:裁判の為に、移送されてるんだよ。
GM:あぁ、呼吸が苦しいくらいに締め付けられる拘束服に、君は辟易していた。
コール:こんな物で、俺を捕えられると思うな!
GM:えっ?
コール:信号で車が止まるタイミングを読んで、その慣性移動で監視官に攻撃を仕掛ける!
GM:はっ?
コール:その瞬間、あれほど強固であった拘束服は内側から裂け、監視官を叩き伏せる。そして、護送車のドアを開けて、俺は外に出ることに成功した。
GM:え~っと。
コール:ひゃっはぁ!俺は自由だ!!取り敢えず、飯だ、飯。肉食いてぇ~!
GM:あの、ドアって内側から開かないと思うよ?手錠もしてるだろうし。
コール:そこは判定で何とか。(コロコロ)7だよ?なんなら、へイルダム使う?
GM:いいよ、それで(笑)では、君は【みどり町】というアーケードに入り、ショッピングモールが見える。
コール:飯だ。もう、20年も肉らしい肉を食ってねぇんだ!
GM:いやっ、それは。・・・3年くらいにしておかない?
コール:じゃあ、それで。牛丼屋に入るぜ!
GM:牛丼かよ(笑)しかし、ガラスのドアに手錠姿の自分が写るね。
コール:気にしね・・・、します(笑)
GM:よろしい。君は人通りの少ない方へと進む。
コール:エレベーターやエスカレーターは使えないから、階段だな。とりあえず、地下の食品コーナーで試食だ(笑)
GM:そうすると、階段にメタリックガーディアンバトルのポスターが張ってある。
コール:そんなのは気にしない(キッパリ)
GM:・・・判定させるぞ!
コール:おぉ、懐かしいな。MGバトルの大会かぁ。
GM:よろしい。君は思い出す。MGバトルでの輝かしい過去を。
コール:ふっ、それも過去の話さ。今の俺には関係ない。
GM:何やったんだ?それでも、君の足は玩具売り場へと向く。
コール:世界大会のライバル達、一人の女性との出会い、幼い子供との約束、挫折、企業の確執、マフィア、闇のゲーム・・・。俺は疲れたんだ。
GM:しかし、その手にはプラモの箱が。
コール:はっ、無意識に手に取ってしまった。もう、俺はMGから手を引いたんだ。
GM:そして、君の視線の先にはMGバトルの筐体が・・・っていう所でシーンを切ろう。




