10章:紅葉の工房
10章:紅葉の工房
GM:紅葉はどうする?何も無ければ日数を進めるけど?
紅葉:私は真島さんを調べます。
GM:ネットとか使えば調べられるね。だと、【理知】かな?(コロコロ)14だって。
コール:高いよ!
紅葉:私は財産ポイント10点もありますから大丈夫ですよ?(コロコロ)理知4+8で12.ここに財産ポイント使います。
GM:もう、日常生活では無敵だな(笑)「真島零28歳 男性」だね。そこそこのイケメン。
紅葉:そこそこのって?
コール:残念の間違えじゃない?
GM:浜グループ専属のMGファイターだね。ビルダーとしても腕はある。日本大会では上位グループだ。
コール:ほう、相手にとって不足は無いな。
GM:Lvは4、ストライカー1・カバリエ1・クラッシャー2だね。
コール:ストライカーか、ダメージが高そうだ。
GM:装甲とスピードを生かして、安定した勝率を上げてるね。
紅葉:さすが大企業。
GM:弱点らしい弱点は無いね。エネミー特技は、(コロコロ)【攻撃補助Ⅹ】ね。意味ないけど。
コール:こいつはブレイクするの?
GM:します。当然、ボス属性持ちです。
紅葉:攻撃補助って?
GM:基本ルールブックに存在する35のエネミースキルからランダムに(4Pなので1d4、1d3x2)選んだスキルを付与します。攻撃補助しようにも、1対1だから。
コール:バニッシャーが死にスキルだよね?
GM:ソレくらいはしょうがないんじゃないかな?あと、HP33のEN29だね。
コール:俺のHP19だよ。
紅葉:私は18です。
GM:クラッシャーLv2、超強い!
コール:機体のFPも押して知るべしか。あれっ、聞いたっけ?
GM:ん?51(さらりと)
コール:トンデモねぇ!
紅葉:勝てますか?
コール:まあ、イドゥンも有るしね。
GM:敵も加護を使います(笑)
コール・紅葉:え~!?
二人とも、とても良い顔をしていました。
コール:無理だ!トールとフツノミタマだろ?
紅葉:敵も使うなんて、ヒドイです。
GM:何とでも言いたまえ。簡単に勝つだけなら、TVゲームしろ!
紅葉:うぅ、お人形のお手入れしないと。
コール:GM、作業すると性能上がらないの?
GM:そんなルールは無いね。FPやENは、特別に指示しない限り全快していいよ。
コール:じゃあ、HPは回復しないのか?日数を飛ばしてたら、ヒドイ目にあっていたな。
GM:はっはっはっ。
この時、GMはとても良い顔をしていたそうです。
コール:問題は、2体とも同じような能力をしているという事だな。
紅葉:どういう事ですか?
コール:合体した時、好きな方のデータが使えるんだよ。それなのに、俺の方の回避は9。
紅葉:あっ、私の方は10ですね?
コール:ほとんど変わらないだろう?命中と回避、防御は特化させていた方が有利なんだよ。
GM:もう、遅いよ~。合体状態の話は伝えておいたからね。
紅葉:3日あるんだから、直せませんか?
GM:今の紅葉の実力じゃ無理だね。
コール:素組みが精いっぱいか。
GM:だね。それでも、MGキットとしては素晴らしいものにできあがるけど。
コール:アイテムは買えないのか?
GM:購入判定が必要だね。【幸運】+2d6だよ。
紅葉:何か買いましょう。
コール:幸運値4?で、財産ポイントの残りが9点か(笑)
GM:何でも買えるな。
紅葉:では、強化粒子コンデンサ2個と、賦活剤・エネルギーパックを購入しました。コンデンサ1個以外はコールさんに。
コール:サンキュ♪
GM:では、準備はいいかな?
紅葉:はい!
コール:何とかなるでしょう。