一話 共和国兵士を伸しました
いつもありがとうございます
三章がスタートしました
話しの区切りがいいので更新しました
ただし、短いです
人影に近付くと、武装して暇そうにしているのが見て取れる。
どうやら共和国の国境警備隊の様だ
「止まれ、何者だ!これより先はレッテンブルク共和国だぞ」
そこには、警備隊と思われる兵士が三人居た
「あの、わたしは、ザルヘルバ王国リネルメ辺境領領主のリルーエット=リネルメです。」
「ん?おまえが貴族だと?・・・証拠はどこに有る」
「こちらにございます」
あたしは、領主の証である指輪を見せる
「ん、ちょっと調べるから渡して貰おうか」
「申し訳ありません。これは他人に渡してはならない品なのでご勘弁願え無いでしょうか?」
「怪しいなぁ、ちょっとこっちに来て貰おうか」
兵士は、あたしの腕を掴み強引に引っ張ろうとすると、タレザが間に入り兵士の行動を阻止する
「おい!貴様抵抗する気か?さては間者だな?・応援を呼べ捕まえるぞ」
隊長格の兵士はそう言い、部下の兵士が呼子を吹くと、兵士達の背後の方から10人ほどの兵士が駆け付ける
「こいつらは敵国の間者だ捕らえるぞ。多少痛め付けても構わない、一斉にかかれ!!」
そう言うと、隊長格の兵士を除いた十数人が、こちらに向かって来る
「さて、リル様いかがしますか・・・」
「多少の事は仕方無いわねぇ・・・構わないわタレザ、この位の人数大した事は無いでしょ?」
「・・・確かに問題有りませんが、手加減が出来ませんよ?」
『私が数人受持ちましょう』
「私も手伝うよ。あっちでは空手もやってたし、こんな下心満載の連中懲らしめてやろうよ」
「みんなありがとう・・・」
「とにかく、リル様は下がってください。ウィンネ殿、リル様を頼めますか?」
『リル様は妾に任せて、そなたは存分に励むがよい』
「すみません、お願いします」
タレザは、帯刀している剣は使わずに、近くに落ちている直径2センチほどで長さが2メートルほどの木の棒を拾い、向かって来る兵士を相手にする。
タレザは棒を巧みに操りながら次々に兵士を無力化する。
レフィーナは風魔法を使い、向かって来る兵士を眠らせて無力化する
(・・・これレフィーひとりで十分じゃないかしら?・・・まぁ、レフィーの事だから、タレザに花を持たす感じなのかしら・・・多分、いえ間違いなくタレザは気付かないわね)
ティアは、相手の兵士の攻撃を受け流した後、兵士の槍の柄を掴んで引っ張り、掌底を食らわせて無力化する
(いっぱいツッコミたい所は有るけど、ティアだしまぁいいわ)
四半刻も掛からず、十数人居た兵士は、隊長格の兵士を除き全て無力化する
「き、貴様!こんな事をしてただで済むと思うなよ」
隊長格の兵士はそう捨て台詞を言うと逃走する
(偉そうなわりに、逃げ足だけは速いわねぇ・・・さて、やってしまったけど、どうしようか・・・とりあえす、放置する訳にもこの人達が)
という事で、しばらく待つ事になった
ここまでありがとうございます
アチキ自身思うけど、戦闘描写が稚拙ですいません
今後とも精進します
誤字、脱字等ありましたらよろしくお願いします




