十三話 お山の調査しました1
いつもありがとうございます
ちょっと短いです
翌朝、あたし達は鉱物の鉱脈を発見するべく、拠点を離れ山に向かった
(やっぱり、金鉱脈を見付けたいわね。後はこれからの工業化を見据えて、石炭と鉄鉱石の鉱脈も見付けたいわね・・・でも、見た感じ石炭と鉄鉱石は望み薄かな?それに引き換え金ならありそうねぇ。どう見ても火山だし・・・とにかく石英探しかな?ガラスの原料にもなるし・・・石英の欠片はちらほら有るけど、鉱脈が見当たらないわねぇ)
『ぬし様よ、そんなに難しい顔してどうしたのじゃ?』
「ん?この石の鉱脈が、こうバァーんって見付からないからかしらね」
「え?どんな石?・・・石英?」
「そうよ石英よ」
「って事は、金鉱脈探しているんだ」
『フム、金じゃと?・・・そうするとあれか、領財政再建に利用するのか?』
「それもあるけど、大体は輸出して外貨を獲得する為に使うわよ」
『ほぅ、共和国貨幣と交換するのじゃな?』
「主に、金貨とね。本音は石炭か鉄鉱石の鉱脈があれば良かったけど、この山火山だから望み薄なのよねぇ・・・有るとしたらあっちの方かしらねぇ」
火山に向かって左の方の山を見る・・・あたし達以外の人影が遠くに見える
「あっちに人がいる様ね、ちょっと行って見るけどいいかしら」
「問題有りません」
『何奴かのぅ』
「こんな所だから共和国の人じゃ無いのかな?」
『その可能性は有りますね・・・というより共和国の人でしょう・・・リル様、国境に関しましてはご存じでしょうか?』
「まったく、これっぽっちも、みじんも知らないわね・・・恐らく、大森林とこの山のせいでちゃんと決めて無いと思うわ。だから。このまま調査を続ける上でしっかり国境を決めておかないと、思わぬトラブルになりかねないわね」
「あの、たぬき宰相が何を言って来るか分かりませが、国境は確定しておいた方が、今後のためにも必要ですね」
「それじゃぁ行くわよ」
あたし達は、その人影の方に向かって行った
ここまでありがとうございます
あまりの短さすいません
諸事情あり、次話から章が変わります
誤字、脱字等ありましたらよろしくお願いします




