表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
辺境領リネルメ興隆記  作者: 常世神命
二章 領内開発
23/101

八話 光精霊と契約しました

いつもありがとうございます

短目ですがよろしくです

マチルダの執務室を出た後、時間を持て余してその辺をぶらぶらしていた。

(二時間かぁ、ちょっと長いわねぇ。待つ時の二時間ってホント長く感じるのよねぇ・・・さてどうするか・・・そう言えば、まだ土と闇と光の精霊と契約してないわねぇ・・・確か次に相性がいいのは光だったはずだから、光精霊と契約しましょう)





あたしは中庭に移動し、そこに有る小さな池に来た。


(確か、光精霊を召喚する際は、池何かに反射した太陽光を利用するのだったわね・・・それじゃあ、出でませ光精霊)

あたしがそう念じると、池の上が光だす。


『まいどありがとうございます。王位継承権第一位、皆様のエルファリスがやって参りました』


(やめときゃ良かったと後悔してもおそいわねぇ・・・エルってこういうノリの良い娘なのよねぇ・・・でもちょっと・・・・ねぇ)


『フムフム、何方かと思えばリル様のソックリさんではないですか』


「わたしの細かいあれこれはレフィーナに聞きなさい」


『了解です♪ソックリさん』


「さて、闇の()も喚ぼうかな・・・」


『あっ!申し訳ありませんリル様。何でも言う事を聞きますから、それだけはまだお待ちください』

あたしはエルの態度にカチンと来て、闇精霊を喚ぶそぶりを見せると、あわてて謝罪する。


エルも闇精霊の娘もあたしの事を好きなんだけど、やっぱりそこは光と闇の関係もあり、お互いに仲はよろしくない。


二人で喧嘩してたりする時叱ると、二人共シュンとなってしまう所は可愛いかったりする。


「分かったわ。今は喚ばない。けど、将来的には喚ばないといけないわよ」


『それについては致し方無いです。けど今はリル様をひとり占め・・・』


『出来ると思うておったか、このむすめっ子が!』


『出たなぁ。妖怪チチョクリゲ!!』


『妖怪チチョクリゲではないわ!この馬鹿者がぁ!』


『・・・痛い、ウィンネがぶった。ママにもぶたれた事ないのに』


「エル、いい加減になさい。ウィンネもほどほどにして貰えると助かるわね」


『でもぅ』


「でもじゃないでしょ。ほら、ウィンネにごめんなさいしなさい」


『・・・・・・ウィンネ・・・ごめんなさい』


『まぁのぅ。主様が十分叱ってくれたから、赦すとするかのぅ・・・それよりのぬし様よ。こんな所で何をしておったのか?』


「山に行く準備をマチルダに丸投げしたんだけど、二時間くらい掛かるから、暇してぶらぶらしていたのよ。それで、ふと気が付いてエルを喚んだのよ」


『そうであったか・・・当然、妾は頭数に入っておろぅなぁ?』


『エルは?エルは?』


「二人共一緒に行って貰うわよ」


『承知したのじゃ。道中の水の心配はせんで良いぞ』


『やった~。何が出来るがわからないけど、頑張るからね』


「当てにしてるわよ」


(そろそろ二時間経つわねぇ。マチルダの所に行くかな)




ここまでありがとうございます

誤字、脱字等有りましたらよろしくお願いします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ