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辺境領リネルメ興隆記  作者: 常世神命
一章 爵位継承
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九話 火精霊と契約しました

いつもありがとうございます。

本日一話目です

時間はちょっとさかのぼります。


ターシャがウチに来てくれる事になり、ターシャが弟子のゼルくんに工房を引き継いで、工房を出る少し前に・・・・・・


「ターシャ、ここ鍛冶屋よね?」


「リル嬢ちゃん、見りゃ分かるだろう?」


「なら、火はまだ有るわよね?」


「火無しでどうやって剣を打つのかい?」


「なら・・・・・レフィー、ウィンネ」


『ほぅ、あやつを喚び出すのかぇ』


『サラーニェさんでしたよね?』


「そうよ、サラを喚び出して改めて契約するわよ」


「リル嬢ちゃん、そのサラなんたらとか言うのは何の事だい?」


「サラーニェよ。サラーニェは火の精霊のお姫様よ」


『ぽえぽえ~って天然入っているけどいい子よ?』


『そこで何故疑問形なのじゃ。というか妾に振るでないわ』


「確かにいい子ですので、ターシャそんなに構えなくても・・・」


「火の精霊様と言えば、あたしら鍛冶職人にとっては神様の様な存在だ。そんな方と契約するのかい?」


「そうですよ。召喚や契約の儀式自体は大した事無いから大丈夫よ」


『大した事は無いというが、主様じゃからであって、普通はもっと大仰で時間の掛かる儀式が必要なのだがのぅ・・』


「じゃあいくわよ」

リルはそう言うと、サラーニェの名を強く念じた・・・・・・そうすると、鍛冶場が一瞬まばゆく光り、その後には、全身が赤いというよりは、紅色をした女性が、その場にへたり込んで座っていた。


『んにゃ、ここはどこですかぁ?・・・・・・・・・・・・ぽえぽえ~レフィーナちゃんとウィンネちゃんが居るですよ。お久しぶりなのですよ~』


そう言うと、サラーニェはレフィーナやウィンネに近寄って喜んだ。

『相変わらずねぇ』


『そうじゃな。ところで主様よ、サラーニェと契約せぬのか?』


『?誰かほかに居るですか?・・・!!んにゃんにゃ♪リル様じゃないですかぁ』


サラーニェはリルを見つけると、カバっと抱き付いてキスをする。

『リル様だ、リル様だ。にゅうにゅう♪ちなみに契約完了ですぅ?』


「この子は・・・とにかく、改めてよろしくねサラーニェ」


『リル様、よろしくお願いしますですぅ』

(天然系駄精霊がパーティーに加入しました。ってところかなぁ・・・)



ここまでありがとうございます

誤字、脱字等有りましたらよろしくお願いします

本日一話目・・・とありましたので、頑張ってもう一話更新出来ればと思います

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