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Connection.  作者: eda
反乱戦争
2/4

崩壊

荒れ果てた荒野で、赤いアームズパンツァー「ブレイヴス」と、白いアームズパンツァー「メルニア」が交差しあう。


ブレイヴスが、右腕に持ったブレードを、メルニアのコクピットめがけて振った。


鈍く光る鉄剣は、純白に光る、メルニアの左腕を切り落とした。


しかし、それは罠だった。


メルニアは、残った右腕と、両足に装備された隠し腕でブレイヴスの体を固定し、即座に、頭部側面に取り付けられたショットガンを放つ。


音速で放たれた弾丸は、ブレイヴスの右頭部を破壊した。


ブレイヴスは、唯一自由に動かせる右足で、メルニアを力の限り蹴り飛ばした。


メルニアの巨体は後ろに吹き飛ばされ、体勢を崩した。


とどめをさそうと、ブレイヴスが構えたとき、突然の地響きが、二体のAPを襲った。


まさかと思い、ブレイヴスのパイロット、ジャック・クロウスが、空を見上げた。


そう。


彼は間に合わなかったのだ。


機械軍が所有する、約一億の弾道ミサイルの、世界各地に向けた、一斉発射。


その阻止に。


こうして、反乱戦争は、人類と機械の痛み分け、という形で、幕を閉じる。


それから、32年の時が流れた。

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