肉を食べるために頑張った日
読むのが楽しすぎて自分が書くのを忘れてしまっていましたorz
肉を食べるためにはあのウサギもどき、アーマーラビット(仮)を倒さないといけないということは分かった
「こんだけありゃどれか成功するだろ」
今はそのための罠をいろいろと作っていたところだ
草を結んで何とか引っかかってくれないかなぁ。と考えていろいろな場所に草でできたわっかを作ってみたり、俺が出てきた穴を草でカモフラージュして落とし穴を作ったりしてたのだ
結果・・・・・散々だった
草で作ったわっかは引っ掛かりはしてくれたが、すぐに体勢を立て直して逃げてしまう。落とし穴は、アーマーラビットが思っていたよりも軽かったようで落ちてくれなかった
「やっぱ倒さなきゃダメかぁ・・・」
罠にかけるのはあきらめるとして、倒す方法を考えることにしよう。
まず木の枝で倒すのは機能も試したように無理だろう。根本的に力が足りてないからだ。
「投石とか?」
自分で呟いてみて何とかなるんじゃね?って思ったよ
結果はこれも力が足りないのでビックリさせるだけになってしまったがね。
「コレいけんじゃね?」
試行錯誤をし続けてもう太陽が頂点に雇用としてきた今日この頃、ついに何とかいけそうな武器を作りあげることができた。
何とか片手で持ち上げられるぐらいの石を用意し、木から垂れていた蔦で石がこぼれないように結び付け、それを蔦の部分を振り回して当てるといった武器だ。
せっかく作った武器1号機だから名前を考えてみたんだが・・・いいのが全く思い浮かばないので「ストーンウィップ」とでもしておくことにした
周りの草や木の枝を使って何回か練習をしてみた結果、コレの扱いがとても難しかった。5回に1回は当たるようになってきたが、一撃で仕留めなければアーマーラビットはすぐに逃げてしまうだろうから外すことはできない。そのあとも何回か練習してみたが成功率はあまり上がらなかった。
「これは本番に賭けるしかないな」
ストーンウィップを手にできるだけ音をたてないようにアーマーラビットを探して10分程、5メートルほど先に草を食べてるアーマーラビットを発見した。
右手を支点に蔦を1メートルほどたらし、ゆっくりと回していく
蔦の先に結んだ石がだんだん加速し、すでに自分の目でもおえないほどに早くなっている。
ゆっくりと狙いをつける。狙うは後頭部、一撃で殺すまでもいかなくてもその後の行動ができないようにすれば、自分が食らいつきに行けばいいのだ。
ビュッ
飛ばした石は見事にアーマーラビットの後頭部に吸い込まれていった
気を失っているだけかもしれないアーマ―ラビットに食らいつく。もちろん吸食を使うことも忘れはしない
アーマーラビットは毛皮に歯を通すのに苦労したが、その中は思っていたのよりもやわらかい
アーマーラビットからは『危険察知F-』と『毛皮硬化F』の2つのスキルが手に入った。
危険察知があるわりには俺の攻撃に気づいていなかったからこのスキルは今のランクだとほとんど意味がないのだろう
毛皮硬化は結構使えるんじゃないか?
っと思ったよ。誰でも思うだろう?
いざスキルを発動させて気づいたよ
・
・
・
・
俺毛皮ねぇじゃん・・・
その日、その後にも2匹のアーマーラビットを捕まえることに成功した。
夜寝る前に剣術の鍛錬をすることも忘れないようにしなければいけない。せっかくある剣術のスキルを少しでも生かせるようにするためにも鍛錬は必要だからだ
使えないスキルだが使わないよりはましだ。危険察知は常に発動させておくことにしておいた
ステータス
●●●●●●●●●●
Lv.5
名前・ワタスン
種族・鬼族ノ小鬼・亜種~ゴブリン・レア~
称号・暴食の鬼
特性・『鬼ノ威厳』『夜目』『精力微上昇』
スキル・『吸食C』『空腹感B+』『痛覚麻痺C-』『言語習得~人間族・帝国民~C』『剣術D-』『観察眼D-』『投擲E』『危険察知F-』『毛皮硬化F』
●●●●●●●●●●