8 ミットの休日・・・ミット
これまで:アリスは筒だけでは「飢えない世界」は実現できないと考えていた。近いと言っても馬車で何日もかかるご近所の町村。マノさんから道を走る乗り物を引き出した。ハイエデンを起点とした道作りが進んでいる。
そんな中で繰り広げられる能天気なミットの休日。
ミットだよー。今日はあたいはお休みでーす。ハイエデンの街をお散歩中ー。服装は白のワンピースに赤いポーチがひとつ腰についてるよ。靴は丸い形が可愛い赤いのを履いてるー。髪飾りは好きな水色のお花だよー。
中心街は知り合いだらけで挨拶が忙しいんだ。それでちょーっと外れを歩いてるの。北西って言うのかな。広場から見ると筒の乗り場の下の家並みから一段高い集落があるんだよ。
今日の目標はあそこだー。
住宅街を10メニも右に曲がって左に曲がってを繰り返してる。小さな商店街があったよー。何があるかなー、ワックワクー。
家の前に棚があって色の悪い緑色の板がならんでる。看板は……ないねー。
「こんにちはー。ここお店だよねー。この緑の板はなーに?」
「おや、どこのお嬢さんだね。海岸で見たことないのかい?海藻の干物だよ。箱に入れて重しで固めてね。乾いたら天日で10日干すんだよ。それを切り分けるとこうなるのさ。お湯で戻るからスープで使うんだよ」
「へー。海藻なんだー。食べた事ないよー」
「おやおや。どこの山から出てきたんだい。少し湯掻いてあげるから食べて行きな。すぐだから」
おばさんが竃に火を入れ、小さな鍋に水を入れた。
少しするとお湯が沸いたので緑の板を千切って放り込む。焦げ付かないように木の棒でゆっくり混ぜて1メニほど、緑の色が鮮やかになると鍋の中身を水の入ったボウルへ棒で掻き出した。
手で握った海藻をブンブン振って水を切り、皿に海藻を盛り付け塩を振ると、あたいの目の前へ突き付け
「さあ、きれいな布がないからちょっと水っぽいけど、食べてご覧」
どれどれー。
「お、味は塩味しかしないかな?いや、なんだろこの味?コリコリ歯応えはいいよねー。んー?なんだろほんとに。海藻の味なの?」
「あんた、その味がわかるんだ?ここには塩しかないけど酸味があるともう少し味が濃く出るよ。どうだい、いくつか買っていくかい?」
「欲しいねー。どのくらいあるのー?」
「なんだい?ここに見えてるだけじゃ足りないってのかい?」
「まあいいよ。ここにあるだけガルツ商会のエレーナ宛に届けてくれるかなー?お金はあたいが払っておくからー」
「エレーナ?どっかで聞いたなだねー?
はて、どこだったか……」
「で、いくらー?」
「あ、ああ。1500シルだよ」
「じゃあ、頼んだよー」
「ああ、ありがとう……」
店を出るとまた面白そうなものが売ってないか見て歩くよー。
「あーーっ!エレーナ!ガルツ商会!」
さっきのおばさんかなー?おっきな声出しちゃってー。
お、エプロンが飾ってあるねー。これは調理班のおみやにいいかもー。あたいも1枚くらい欲しいしー。
「こんにちはー。ここお店でいいのかなー?」
「あー、いらっしゃい。厨房で着る衣装を売ってるのさ。どうだい一着買って行きなよ」
痩せギスのおねーさんが出て来たよ。
「どんなのがあるのー?」
「まあいろいろだよ。エプロンにハクイ、カッポーギ。帽子にマスク、手袋。まあ見て行きな」
「可愛いのはあるー?」
「食堂の客相手の娘っ子に着せるのはこの辺かな。ヒラヒラが付いてるのや色の派手なのもあるよ」
「ほーほー。へー。あ、これいいかもー。
むう。こっちも捨てがたいねー」
「おいおい。そんなに引っ張り出されたら片付けが大変だよ。出すのは買うやつだけにしとくれよ」
「えー、なんでー?」
「片付けはあたしがすることになるだろうが。お客に片付けろと言うわけにもいかない……
あんた、わざとやってんのか?」
「お姉さん、なんか怒ってる?なんでー?」
「だ、か、ら。買わないものまで引っ張り出すんじゃないよ」
「買うつもりで出してるけどー?まあハズレもちょっと混ざってるからそれはごめんねー」
「なっ!?何枚買うつもりだい?」
「んー?えーっと、20枚くらい?」
「はあ、ほんとかなあ、まあいいか、好きにしな」
「お、これはクス達に着せたいねー。んー、どうしよっかー。一着買ってアリスに相談しよー。
これとこれは買うでしょー。あ、これはハズレー。こっちはオッケー。んー、これだけでいくらー?」
「ほんとにこんなに買うのかい?男物も混ざってるよ?
えーと、5600シルになるよ」
「はいこれ。ガルツ商会のミット宛で届けてもらっていいかなー?あたいまだお散歩の途中なんだー」
「ガルツ商会ってあの温泉場かい?」
「そーだよー。お願いねー」
「ああ、まいど」
さあ次だー。おー、この生垣は見事だねー。こう言うのは才能だよー。高さを揃えて通路側を斜めに波打つ形なんてよく思いつくねー。波の間隔も揃っててきれいだよー。いいもの見ちゃったー。カジオに教えてやらせてみよーかなー。
わ、あのお家花壇がキレー。花ってこんなに揃って咲くものなの?あ、庭のお手入れしてる。
「こんにちはー。きれいな庭だよねー。お花が揃って咲くなんて珍しいよねー?」
「あはは。そんなわけないよ、今時期に咲く花に植え替えてるのさ。あたしはお花が大好きでね。通る人にも見せたいじゃないか。こうやって世話をするときれいに咲いてくれるんだよ」
「へえー、それは大変そうだね。咲いてないのどうしてるの?」
「ああ、裏にうちの畑があるんだよ。見て行くかい」
「うん。見せてー」
「こっちだよ。狭いから服を汚さないようにね」
家と農具小屋の間にも鉢植えの棚やら水甕やらあってちょっと狭いねー。おー、思ったより全然広いー。横長の畑には1列ずつ違う葉っぱが並んでいる。家の前で咲いていた花がいく株か残ってここでも咲いてるねー。
「へー、こうやって育ててるんだー」
「みんな可愛いんだよ?世話をしただけちゃんと返してくれるのさ」
「お花屋さんやったらいいのに」
「ははは、これっぽっちの畑じゃ花屋はできないよ。あたし一人じゃこれでも精一杯だしね」
「手伝いがいればできるかなー?」
「なんだってそんなに聞くんだい。あたしに何かさせようってのかい?」
「温泉場、知ってる?」
「ああ、この間できたとこだろ?昨日入りに行って来たよ。なかなかいいところだよね」
「あそこ庭がまだでさ、殺風景なんだよ」
「まあそうだね?」
「せめて正面だけでもこんなふうに花があるといいなーって前から思ってたんだー」
「ふうん。でもなんで嬢ちゃんがそんな事気にするんだい」
「あたい、あそこで働いてるんだよ。今日はお休みー」
「へ?あんた、幾つだい?」
「えー?14だよー」
「14で?働いてる?」
「あー?信用してないなー?」
「そりゃあまあ、今日会ったばかりだしね」
「むう。分かるもの何にも持って来てないなー。後でガルツを連れてまた来るよー」
「ああ、あの温泉場の経営はそんな名だったね。可愛い飾りものがあったよ」
「うん。これもそーだよ」
あたいは髪飾りと櫛を見せた。
「ああ、こんなだったね。満更嘘でもなさそうだね」
「あたいはミットって言うの。おねーさん、名前を教えて?」
「こんなおばさんに気を使わなくていいいんだよ。あたしはフィーゼルって言うんだ。その花一つ持って行くかい?」
「ううん。折ったら可哀想だからいいー。また来るねー」
狭い隙間を抜けて手を振り路地を歩き出す。道は登りになって来た。高台の集落はもうすぐだねー。道が左へ回って行く。上から馬車が1台降りて来た。
「こんにちはー」
「やあ、こんにちはお嬢さん。この上に用かい?」
「お散歩ー」
「そうかね。気を付けて行きなよ。坂で足元が良くないからね」
「はーい」
言われて足元を見ると凸凹だし、石が浮いてゴロゴロしてるところがある。あとでガルツに相談してみるか。
右へ大きく曲がってさらに登り。山に貼りつくような道だから風も通らない。ちょっと暑いねー。歩きにくい道を登って行くと左に大きな建物があって家が10数軒。突き当たりは集会所かな。
行ってみると脇に小さな祠があった。ここは木陰で風が通るね。ベンチがあったので一休みだ。腰を下ろして一休みー。見回すと奥に水場発見ー。冷たい湧き水だ、生き返るよー。微かにバサバサ言う音がするね。
音を辿って山道を登る。足下が悪いので木に掴まりながら登って行くと男衆3人が枝払いをしてたよ。
「こんにちはー」
「おや、お嬢さん。よくここまで来れたね。わしら慣れたものでもそう何度も行き来できんと言うに」
「へへー。あたい、こう言うの得意だからー。
何してるのー?」
「ああ、今やってるのは枝払いだ。節が多いと高く売れんでの。細いうちに落としてやれば木目が通っていい値で売れる。尤もこの木を切って売るのは15年くらいあとじゃがの」
「こっちが涼しいよ。座ったら」
あら、ちょっと良い男がいたよ。でもだいぶお兄さんだねー。
「ありがとうー」
勧められるまま、あたいは置いてくれた上着の上に座った。
「ここも風が通るねー」
「ははは、枝払いは風通しも良くなるからの」
「へえー、この上から街って見えますかー?」
「街なら木の上に行けば幾らも見えるが、その格好ではそうもいかんか。ニールセン、見晴らしまで案内してやれ」
「見晴らしってこの西のかい?大丈夫かな?」
そう言ってあたいの足元を見るお兄さん。
「ここまで一人で来たんじゃ。大丈夫じゃろう」
あたいが立ち上がると、仕方なさそうにニールセンと呼ばれたお兄さんが立ち上がる。
「あたいはミットだよー」
「ニールセンだ。俺の後ろを付いて来てくれ」
山道は傾いてるし草に隠れた石で滑ったり突き出た根に躓いたりで大変そうだった。でも薮は払ってあるし長年踏み固められて泥濘むようなこともない。割と歩きやすい道だよ。
おー、この山には鳥がいるんだねー。ハイエデンでは獣は虫にやられちゃって滅多に見られないからね。こんなきれいな鳥はひさびさに見たよー。
「ふう。ふう。ほら。着いた。ここが。見晴らし。ふう。ふう」
ニールセン、どんだけ息が切れてるんだー。
ああ、言うだけあるねー、こっち側から見るハイエデンもいいねー。女神の横顔が同じ高さだよー。山陰から見える海、真っ直ぐに伸びる海岸線。あたいたちの温泉がここからはよく見える。痩せた白い猫の形が辛うじて分かる。
左側は畑、近所の貧しい者たちが何かしら食べられる物を作っている。何人か今日も頑張ってるねー。
この景色はいいなー。
しばらく惚けたように景色に見入ってたよー。ニールセンが呆れれて先に戻ったのも気がつかなかった。それでしこたまおじさんに怒られたらしい。帰りに挨拶に寄ったら苦笑いしてた。
下りはスイスイー、立木はあたいの味方ー、いいところにー、みんな立っててくれるよー。
あれ、もう着いちゃった。右のおっきな建物てなんだろ?ちょっと寄り道ー。
「こんにちはー」
「おや、お嬢さん。なんの御用かな?」
「おっきな建物だから何かなーと思って来たんだー。あたいはミットだよー」
「これはご丁寧に。わたしはナックスと言います。ここでは木工をやっていてね。こっちの棚に作品を飾ってあるよ。見て行くかね」
「はーい、お願いします」
「ではこちらへ。この辺りは木彫りの像ですな。女神の像が好まれましてな」
へー、見事なもんだねー。いい表情だよー。これだったらあたいも欲しいねー。
「こちらは動物ですな。馬が多いです。生活の役に立ってくれますからな」
「立ち姿だねー。馬は走ってる方があたいは好きだなー」
「ほう?それは熟練の者でも難しいですな」
「ねー、やってみてもいいかなー?」
あたいはピピンが掘りたいねー。
「はい。いいですよ。こちらへどうぞ。木はこのチョウの木が柔らかく掘りやすいのです。大雑把な形にこの細鋸で切り取って、このナイフである程度の形になるまでこそげて行きますな。その後はこちらの細工用ナイフで細かく形をつけて行きます。小さい物で3日。大きい程時間がかかりますな。先ほど見ていただいた物はどれも1月以上掛かってますな」
細鋸は太さが半セロもない弓の弦のように張った鋸だね。細工用と言うだけあって薄くて小さなナイフだ。柄も細くて持ちやすそう。
あたいは中くらいの木を一つ貰って切り始めた。疾走するピピンの姿はここにある。頭を低く立髪を靡かせ、右前脚は力強く地面を掻き、左は前へ振り出すため畳まれている。後ろの右脚はいま地面を噛んだ瞬間、左は蹴り終わって宙に浮いている。
首から背中にかけては体をまっすぐに向けるため、胸から腹もギュッと締めて振動を吸収する筋肉がそこここに浮き出て躍動する様が目に浮かぶ。尾がその速さにまっすぐに後ろへ伸びる、うーん。ピピンはいーねー。
鋸でゴリゴリ切り始めた。前脚は細いから折れちゃうかなー。脚は後にして他から削り始めた。大体こんな感じだねー。
「そろそろお昼ですがどうしますかな?」
あ、エレーナのお弁当!
あたいは肩掛けからお弁当を出して見せる。
「大丈夫でーす。お弁当持って来てますからー」
「ではお茶を淹れましょう」
「ありがとうー」
美味しいお弁当を堪能してお茶を啜る。さーて、どこまで彫れるかなー?
細工用ナイフに持ち替えて頭から行くよー。ピンと立った耳は中をくり抜くのは後にしよう。精悍な顔、太い首、背に浮き出る肩の骨、いいねー。そのまま腿からお尻の見事な曲線、尻尾の付け根だけ後にして上はだいたいかなー。
首下から胸、前脚の付け根の筋肉、脚は後にしてお腹周りの波打つような筋肉。このまま後脚がいけるかなー?真ん中に鋸目は入ってるから慎重に削って行く。ふうー、なんとか形になって来たよー。後脚の力強さがうまく出せたねー。尻尾と耳と前脚。どれも折れそうで怖いねー、どれから行こーか?
えーいままよ、前脚行っちゃえ。そーっとそーっと。薄く削ぐように先の方から削って仕上げて行く。できて来たねー、もうちょっと。
うふふー。ピピンだー。いいねー。さっすがピピン!前脚できたー。次は耳だけど持つとこがないねー。これは失敗したかなー?
まあこのままでも耳ってわかるし、おかしくはないかー?尻尾の根本を削って完成にしちゃおー。ここもそーっと薄く削って行く。ちょっとまだ太い感じだけどこれでいーや。
でもこれどうしよう?
おっちゃんどこ行ったー?
困ったな、置くに置けないー。脚は立てないし、横倒しは可哀想だし。
ピピンを持ったままウロウロしてたらおっちゃん発見ー。
あれっ、ナックスさんだっけ?
「馬ができたんですけど置くに置くなくてー」
「ほう?見せてもらっても?」
あたいは背中から腹を握ったピピンを見せた。
「ほーー、ほう」
フクロウか。
「これはすごいですな。なるほどこれは置けないの意味がわかりました。ちょっとそのまま待ってください。あ、お腹をもう一度見せて。
はい。では少々お待ちを」
そう言って大きな板と6セロくらいの棒を持って来た。棒の端を抉ってる。あー。お腹を乗せるのか。前脚に当たりそうなところをバッサリ落としたね。何度かお腹にあてがって据わりを見てる。最後に逆さにたてて上に板を乗せ釘2本で止めた。裏返してテーブルに置く。
「ここに乗せてみて」
あたいがそーっと置くとぴったり?あーよかったー。ピピンが走ってるよー。
「うーん、この台じゃイマイチかな。折角の疾走感が勿体無いね。この子どうします?持って帰る?わたしとしては置いてってくれると嬉しいんだけど」
「あー、置いて行くよー。持っていったら絶対途中で壊れそう!」
おっちゃん満面の笑みってやつだねー。
「ミットさんでしたね。住所書いてもらっていいかな。あとでお礼に行きますよ」
「ふうん?いいですけどー。ここ?」
「はい」
えーっと、住所って、あれ?不法居住区の温泉場としか分かんないねー。まいっかー。それで十分、分かるよー。
「じゃあ、これでー」
まだ日のあるうちに帰って来れたねー。たっのしかったねー。今日のお休みはサイコーだよー。
「あ、ガルツー。お花畑やろーよ。あんまりサップーケーだよー?いい人がいたんだー」
「おう、ミット。お帰り。花畑か。それはいいかもな」
「北西の高台に行く途中にフィーゼルさんっておばさんが居てさー。
花の咲きごろのをわざわざ植え替えて庭を飾ってたよ。時期が違うのは裏で大事に世話してるんだ。あんな人が来てくれたらすっごくきれいにしてくれそーだよー」
「ほう。それよりもミット。海藻の干物、買ったんだって?他にエプロンも買ったろ?俺、何も聞いてないから、エレーナに問い詰められて大変だったぞ?休みの日は仕事するな、頼むから」
「えー?そんなこと言ってもねー。あたいはしたいようにしただけだしー。要らなかったー?」
「いや、ぜひ欲しい!今日の分出勤扱いな。近々休みとっていいぞ」
「はーい」
翌日、ガルツは出張のミットの代わりに彫り物教室のナックスの相手をする羽目になって目を白黒させることになる。
ミットの用語解説だよー
単位ねー
お金 シル
長さ セロ=センチメートル メル=メートル ケラル=キロメートル
重さ キル=キログラム トン=トン
時間 メニ=分 ハワー=時間
温度 セッシド=度
角度 デグリ =度
マノさん アリスが勝手に名前をつけた魔法ーつかいー
飾り紐 いろんな糸で撚ったひもー 房が二つ付いてて、一つは布や皮、もう一つは鉄を弄れるみたいー この頃は土系も弄れるー
アリスの目 見たものの寸法が分かってせんを引いてもらえるー 温度が見えるー 毒が見えるー
黒い帽子 お日様が大好きな帽子。
チズ 上から見た周りの絵が見えるー。大きさも変えられるってー
死んだマノさん 飾りボタンだけどお返事がないらしいー。マノさん材料が採れるってー
ケッカイ キャンプ地を囲うように黒いひもを結んでおくと15メル以内を何かが通るのを察知してうるさくビービー鳴く道具
ハッポー ふわふわのタマゴ 皮素材から作るー
メッポー ハッポーをちっちゃくする袋 出すとまたおっきなハッポーに戻るよー
デンキ 浴びると軽いのは人や動物の動きが止まる。強いと気絶したり、死んだりする 滅多に使わないよー
灯り 4セロの猫耳付きの白い円盤 厚さは半セロ 真ん中を押すと3段階で光るよ 明るいので連続3日くらい光るらしい
フィルタ 木の中の糸を固めて入れ物のような形にしたもの 水を漉して飲めるようにしてくれるー
分解ブラシ マノさんを撒いてガレキを分解して分けてもらうブラシー
お日様ハツデン 黒い膜でお日様を浴びて元気な力を作るー
バッテリ 元気な力を溜めるものー
梯子 伸縮が自在
マノジェル 傷などのマノさん仕様の治療薬
ベンキー 便所 排泄物を肥料ブロックに変える デンキーが要るので黒がセットになる
こんにちはー。アリスでーす。
ミットだよー。
ア:早いねー。4章が終わっちゃったよー?
ミ:次はいよいよ交易を始めるよー。まずはパックの故郷、ケルヤークー。
ア:でも、どこも大変なんだね。どうなることやら。
ミア:おっ楽しみにー。




