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僕は兄のペットじゃない!…はず

新田 翔太(僕と表記されることもあります)

13歳の中1。佑のことをお兄と呼び、和人のことを

和兄と呼んでいる。愛されすぎていることが最近嫌になってきた。この物語の主人公


新田 佑 〜お兄〜

18歳の高3。学校では王子とも呼ばれているほどのイケメン。弟(特に翔太)のことがかわいくて

仕方ないと思っている。邪魔してくる、和人が

うっとうしい…


新田 和人 〜和兄〜

16歳の高1。佑のことを弟と同じくお兄と呼ぶ。

イケメンではあるが、常日頃から兄のニ番手的な

存在であり、兄に対して嫉妬している。

もともと佑のことが好きではあったが、翔太との

因縁のせいか最近仲が悪い。。


新田 勝

3人の父。大手企業の取締役役で、超エリート。

昔から仕事が忙しくいつもお手伝いさんなどに

育児を任せてきたため3人からは嫌われている。

お父さんのお仕置きが〜〜と翔太が恐れるほど

怒ったら怖い…と思われている。

実は優しいのだか、ルールで3人を縛りがち…




1.日常生活


お兄やめ!やめ!ぷにゃギュッぷちゅ……

ハ!夢かよ

って今何時!?7時半って……やばいやばいやばい!

そう思い顔を急いで洗いリビングに行くと、お兄が

コーヒー片手にスマホをいじってる…不覚にもかっこいいと思ってしまう僕…いやいやそんなことより、、


「なんで起こしてくれなかったの!

学校に遅れるとこだったじゃんお兄のバカ…」


「なに言ってんの今日土曜日だよ…相変わらず翔太は 天然なんだから疲れちゃうよ」笑顔で僕を見ながら言ってくる。


ほんとだ、今日土曜日だ。ふぅーよかったでも、

天然なんて恥ずかしいなぁ、、と思いながらその辺をふらついていると


「おいで、お膝の上」


安定に僕はお兄を無視すると、「聞こえないんだったらそっちまで行って襲うからな」なんて言われました

恐いです…お兄の膝の上なんて行きたくない…と小声で言うと「じゃあ前に、翔太が門限破ってたって言うからな!」と言われ…

そうなんです。。新田家では、日が暮れる前までに

家に帰ってくるというのが大原則でルールなんです…

これを守らないとお父さんに1時間くらい、、

説教&お仕置きされます。相当実はえぐいことなんですこれは…されたくない(泣)

お父さんがいないとき遅く帰ってきたら、お兄に見つかってしまいこのことを秘密にする引き換えに 「なんでもお兄のいうこときくという」

という約束をしてしまいました今更後悔泣泣


わかったよ!膝の上にいけばいいんでしょ?いけば…

そして膝の上にひょこっと座ると、

案の定お兄が豹変して大暴走。大変です。

いきなり強く抱きしめられ…痛い痛い痛いって

叫ぶと「うるさいなあ俺のペットは黙ってろ」って…

そんなのどうしたら…でもいい匂いです、、こんな事されたら女の子達は萌えるんでしょうな…

まあイケメンは認めるけどそれぐらいだしーー。

そして5分間ぐらい抱かれ続けて今度は体を前にされ

バックハグですか。地味にお兄の鼻息が首に

かかるから強制的にドキッとするんだけど!


今はお兄が冷めるのを待つしかないな、もう抵抗するのはやめようと諦めかけていたその時…


ドアがいきなり開いてなんだ?と思ったら、和兄が、

立っていましたこれはまずい……

そういえば和兄にもなんでもいうこときくという

約束してたな…後悔×20…だってお父さんに言うなんていわれたら、ハイハイ言っちゃうって!!

「お兄さあ、勝手に俺のペットとらないでよ、困る」

なんて、言い出しました!そもそも2人のペットになんかになった覚え一回もないし…


するとお兄が…

「翔太は、俺のペットになりたがってるんだから、

ダメに決まってるだろ。大体俺の方が翔太のこと

好きなんだから俺がペットにするのは当然だろ!?」


和兄

「いや、俺のペットになりたがってる。そうやって無理やり翔太のこと抱いたりするやつなんかのペットに

なりたいと思うか!?それだったら…優しくしてくれる俺のことの方がいいに決まってるだろ!」


一回もペットになりたいとか思ったことないし…

べつに特別な感情も抱いてないから!!

ペットなるていで進めるのはやめていただきたい!

でも、そんなこと今言ったら一気に2人とも怒って

ヒートアップするのは目に見えてるからやめとこ…


お兄「じゃあ翔太に決めてもらおうもうそれでいいな?」


和兄「はぁ全くそうなるのかよ…」


「なんで僕!?ペットになんかなりたくないし!」


和兄「じゃあ後からお父さんに言っとくからな!」


「やめて(泣)わかった!!わかったから〜〜

決めればいいんでしょ??」


お兄「早く決めろよな(怒)」


「選べない…(泣)」


お兄「じゃあ俺のペットな!」


和兄「だから俺のペットだってしつこいな!!」


「じゃあ、一週間ずつ交代は??」今はこうしないと

どっちかがお父さんにあの事を言ってしまう!

仕方ないよな…


お兄「俺はそれでもいいけど。。まあ独り占めするのも和人にはかわいそうだしな!ハハハ」


和兄「翔太に選ばれるとお兄は負けるからなあ〜〜まあそれでもいいよ!ハハハ」


お互い睨み合う、、、


和兄「最初の一週間は俺だよな!?」


お兄「まさかまさか、もちろん俺だよな!?」


「どっちでもいいよ〜〜はぁ。ジャンケンしなよ」


2人とも黙りこく。もしかして落ち込んでる!?

まあいいや


「は〜や〜く、ジャンケンして」


お兄「ジャンケン✋」


和兄「ジャンケン✊」


いかにもお兄がご満月な様子です…もうどっちでもいいよー!!


和兄「ちぇ」


お兄「やっぱ神は俺に味方したな!!」


しょうもな!!


そして不機嫌そうに和兄がリビングから出て行く。


お兄「やっと邪魔者は居なくなったな!!さあ、

さっきの続きだな〜〜。ん、こっち来い」


「やっぱ嫌だーーーーーー」


お兄「5秒以内に来ないと、お父さんに言うぞ?

5.4.3.2.1」


「ああーわかったーわかったから〜〜!!」


そうして膝の上に座るとお兄が満足そうにじゃあ

始めよっかと言いだす…超絶笑顔で(泣)


結局僕は兄二人のペットになりしました泣泣





















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