表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チートになった高校生の異世界旅行  作者: ひじき
〜キャラメイクからの転生〜
8/11

過ぎた力の使い道

武器とかの説明が多くなるのはそろそろ減ってくる…と思います。

あと微エロとよく分からない展開に注意。

「…はい、お2人のギルド登録が完了しました。」


「ありがとうございます。それでは、また。」


「あの!えっと…お、お名前は?」


「イズモです。こっちの水色の髪の娘がソフィアで、黒髪の娘がムーです。」


「わ、私はシルヴィって言います。専属受付嬢になったので宜しくお願いします。」


「あ〜…うん、ごめんね?」


やっぱり来てすぐに目立っちゃったからなぁ


「大丈夫です!それで、今日は依頼を受けますか?」


「いや、今日は大丈夫です。また今度お願いしますね。」


「はい!」


さて、どこに行こうか?


「ッ!マスター、ここの近くの奴隷商館で中々面白いスキルを持っている娘達がいますよ。そこに行ってみませんか?」


「お、じゃあ行ってみようか。場所は…って目の前のこれか、でけぇな。」


「ようこそいらっしゃいました、グレイブ奴隷商館へ。今日はどの様な奴隷をご所望でしょうか?」


「えーっと、ここにいる全ての女性の奴隷を見せてもらえますか?」


「全て…ですか?欠損や病気があってもですか?」


「はい、全てです。そうだ、2,3人奴隷を無料で頂けるなら欠損や病気の奴隷を回復させてあげてもいいですが、どうします?その方が高く売れるようになるし、僕はタダで貰える、いいと思いませんか?」


「ふむ、本当に治せるので?」


「えぇ、それは保証します。」


「おい!女奴隷を全員連れてこい!」


30分ぐらいかけて健康そうな人や欠損がある人、病気にかかっている人が来た。

取り敢えず1人1人鑑定していくと…


「ッ!ソフィア、あの娘とあの娘とあの娘か?」


「そうです。中々ユニークなスキルを持っているでしょう?」


「なかなかっていうか、あれはクセが強すぎるぞ…」


その3人は兎人、狼人、狐人の獣人だった。全員美少女だったが、狼人の娘が右腕と左目の欠損に罹っていた。


そんな彼女達のユニークスキルはそれぞれ

兎人の娘、メイリアのスキルは『神降ろし』。超大量のMPを使って神の力を1部使う出来るらしい。


狼人の娘、リタは『キリングマシーン』。敵を倒せば倒すほどレベルが上がらなくてもステータスや全てのスキルレベルが上がる。ただステータス基準の雑魚敵だと100体でステータス100up全スキル熟練度微up、強敵だと1体でステータス×2全スキル2upだが一人で挑まないといけない、と強いには強いが条件が厳しいようだ。


そして、絶望している様な目を持つ狐人の娘、ヒメノのスキルは『死に戻り』だけ。しかもセーブポイントを自由に置けないし自力でスキル獲得不可能な仕様の上にこのスキルを持った時点で死の出来事に会いやすくなる、自分からスキルのことを伝えたり出来ないし、ソフィア以外のスキルでは鑑定も出来ないってんだから癖が強いどころか最悪のスキルとなっている。


この娘は何度世界を繰り返したんだろうか


何度死の苦しみを味わったのだろうか


どれだけ一人で苦しんで来たのだろうか


俺なんかでは想像も出来ないだろう。でも、この娘を守ることは出来るはずだ。その為の力だってある。

偽善と言われたって構わない、自己満足で構わない。

俺は絶対にこの娘をーーー





ーーー守り抜いて見せる。



「グレイブさん、この三人を下さい。」


「この3人ですね。では、早速欠損や病気を治してもらえますか?」


「もう治してあります。リタの腕と目も治ってるしね。」


「!何でワタシの名前を知ってるの!?」


「鑑定に似たスキルがあるからね。グレイブさん、奴隷契約?をお願いします。」


「あ、あぁはい、かしこまりました。ではここに血をお願いします。…はい、これで奴隷契約は完了です。ご利用ありがとうございました、またお越しください。」


「それじゃあ皆行こうか。」


取り敢えず路地裏に来てから異空間ハウスへと戻る。ちなみに異空間ハウスは万物創造とリンクされて進化して『小さな世界(リトルワールド)』になり、俺のイメージで自由に部屋も増えるし庭も景色も出来る。小さな世界を作っているようなものだ。創造神かな?


<称号:創造神(仮)を獲得しました。

概念【創造】【魔導】【武闘】を獲得しました。>


「「えっ!?」」 「!?」


「ここは俺が作った異空間…いや、異世界かな?これからはここを自分の家だと思って自由にしていいからな、それと、奴隷が嫌なら解放するし奴隷のままでもいいなら一旦奴隷から解放して眷属になってもらうことにするよ。どっちがいい?ちなみに眷属って言っても縛りは無いから安心してもいいよ。」


「えっと…ご主人様は神様なのです?」


「おっ、メイリアからの質問か。まぁ、一応神格手に入れて神様になったぞ。」


「ご主人はどうして私たちを買ったのよ?」


「お前らが癖が強いスキルを持っているからと、可愛かったからともふもふしたかったからだな。」


「可愛いですか〜嬉しいです〜///」

「かわっ!?…///」

「!?…私のスキル…見える…の…?」


「ああ、ヒメノのスキルもその内容も見えるぞ、ただヒメノが経験してきた苦しみは分からない、でもこれからはヒメノは俺が絶対守る、守ってみせる。もう二度と世界は繰り返させない。勿論皆も守るけどね。」


「うわぁぁぁぁああん、信じるから!ごじゅじんのごと信じるがらぁ!」


泣いたヒメノをそっと抱きしめる。少し尻尾がくすぐったい。


「大丈夫、大丈夫」




「すぅ…すぅ…」


少しすると泣き疲れて寝てしまったみたいだ。


「みんなも疲れただろう?眷属になるかどうかは明日でいいからご飯を食べて寝ようか。」


「イズモよ、ヒメノのスキルって何なのじゃ?」


「『死に戻り』だよ、死ぬような出来事に会いやすくなるくせに死んでも死んでも時間を戻して同じ時を繰り返す。どんな形であれ乗り越えられなければ時は進まない。それにスキルも自力で取得できないから強くなりづらい、まぁこれは俺のスキルでなんとかなるんだけどね。後はソフィア以外では鑑定すら出来ないっていう最悪のスキルだよ。何度繰り返したかは分からないけれど、この娘は強いよ、心がね。」


「そんなスキルが…コレは3人とも強くなるまで守ってやらんとのぅ…」


「それじゃあヒメノも部屋のベッドに寝かせてきたしメイリアとリタも部屋でゆっくり寝ろよ〜、あとこの世界のものは自由にしてもいいからね。


それじゃあ皆おやすみ。」


「「おやすみなさい」」 「おやすみなさいです〜」「ふんっ!…おやすみなさい」


******


朝は苦手だ。頭が働かないし、体も重い。小さな腕や足も両側と上から絡んでくる…うぇ?何で小さな腕や足が両側と上から絡んでくるんだ!?

そっと目を開けると…俺の腕や足に腕や足を絡めたメイリアとリタ、胸の上にはヒメノが居た。メイリアのEカップぐらいの胸とリタのCぐらいの胸ヒメノのC寄りのDカップの胸が気持ちいい…ハッ!なんでこんな状況になってんだ!?手は出してない!絶対出してない!たぶん!って事で

「3人とも起きてくれぇ!」


「んぅ…ご主人様が私達をお嫁さんにしてくれるなら離ひてあげますれす…すぅ」


「んん…私も…嫁にしなさいよ…ご主人…すぅ」


「絶対に…イズモのお嫁さんになるぅ…すぅ」


「起きてる…よな?でも、ソフィアにポンポン作るなって言われてるし、こんなにすぐにこんなことになるとは思わなかったし…ていうか何でヒメノは俺の名前知ってるんだ?言ったっけ?」


《私が教えました。その3人なら良いですよマスター、それに私とムーの2人じゃマスターを満足させきれませんから…ね。》


「まさかの許可が下りた…!」


ていうか充分二人でも満足出来てるからね?!


「やったです〜!」「やったわね!」「…やった…!(ぐっ)」


******


さて、何でか好かれて嫁が出来たが取り敢えず

「皆の安全を確保するために俺のスキルである程度は強くするよ。ただ条件があって…キスしないといけないんだよね。ほんとに俺なんかでいいの?」


「全然良いですよ〜ちゅっ♡」


「ふ、ふんっ恥ずかしくなんかないんだから!ちゅっ♡」


「…いい…のっ…!ちゅっ…くちゅ…ちゅっ…んふぅ」


「!?…ちょっ…ヒメノ、んむぅ…激し…」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「よ、よよし、一応条件は満たされてるから俺のステータスと共有されたな。」


「やっぱりご主人様は凄いです〜」


「何よこのステータス、壊れてるじゃないの…」


「ん、やっぱりタイチは凄い…♡」


「それと、皆にはこの『永遠なる愛の指輪』をあげるよ。結婚指輪って事で、ソフィアとムーも遅れてごめんね。」


「「「「「ありがとう、イズモ(ご主人)(ご主人様)!」」」」」


「どういたしまして。みんなの武器と防具は俺が作るから何を使ってみたいか言ってね」


「私は万物創造で1回1回作るので大丈夫ですよ。」


「わしは基本魔法でたまに龍化するからのぅ…爪で攻撃できるような武器があればそれが欲しいのじゃ、防具はこの和服でいいかの」


「えっとぉ〜私は〜バトルアックスを〜使ってみたいです〜防具は防御力があって動きやすい軽い物で〜あと魔法も〜」


「私は…双剣がいいわ、防具は私も防御力があって動きやすい軽い物がいいわね。私も魔法を使ってみたいわ、獣人は狐人以外基本、魔法をほとんど使えないし。」


「私は…イズモと同じ種類のがいい…スキルも共有されてるみたいだから…魔法、教えて…」


「爪にバトルアックスに双剣に俺と同じか…よし、皆はここでゆっくりしてて『小さな世界(リトルワールド)』時間の進みをここより1兆倍遅くして…じゃあ作ってくるよ。」


「行っちゃっ「ただいま〜」早っ」


「まぁ1兆倍だからね…さぁ、これが完成品だよ!自重なんてする訳ないね!」


ーーーーーーーーーーーーー

全員共通

『身代わりリング・極』

死に至る攻撃又は出来事があっても20回、復活出来る。死んだらすぐに無敵状態になり、復活後5時間は続く。所持者登録可能。


『環境適応ネックレス』

あらゆる環境に対応できる。空気が無くても深海の圧力でも大丈夫。所持者登録可能。


3人組共通

『ゴスロリドレス・極(赤、白、黒)』

あらゆる属性攻撃、物理攻撃、魔法攻撃、衝撃を無効。肌が出ているところもちゃんと防御できる。温度は自動調節、着ているだけで肌が綺麗になる。不壊属性付き。所持者登録可能。


ムーの武器

暗黒神之絶命爪(リーパーオブダークネス)

あらゆるモノを切り裂き、侵食し、無に帰す。

不壊属性付き。暗黒魔法をMP消費無しで撃てる。

使わない時は身体の中にしまえる。STRとDEXに極大補正。所持者登録可能。


メイリアの武器

神力之破壊斧(ジャガーノート)

神の如き力を持って全てを壊し、死を持って救済とする斧。不壊属性付き。魔法の発動媒体としても超優秀。STRとHPに極大補正。所持者登録可能。


リタの武器

『神速之極双剣(ヘルエスティ&エクトヘブン)』

神の如き速さを持って敵を翻弄し、切り刻み、細切れにする。不壊属性付き。ヘルエスティには火、土、氷、闇、空間、無属性が、エクトヘブンには水、風、雷、光、時間、無属性が永久付与されている。どの属性を出すか選べる。STRとAGIに極大補正。所持者登録可能。


ヒメノの武器

『神刀・天羽々(アメノハバキリ)』&『神刀・素戔嗚(スサノオ)

異世界の日本という国の神が使って居たとされる神の刀。魔法の発動媒体としても使えるが、斬ることに特化しておりこの世界で最硬と呼ばれるアダマンタイトすらゼリーのように斬ることが出来る。不壊属性付き。所持者登録可能。


『世界銃ユグドラ』&『神銃メルクリアス』

ある一つの世界の力が凝縮し銃となった世界銃ユグドラと銃神が愛用したとされる神銃メルクリアス。不壊属性付き。弾無限。どんな種類の銃にでも変化できる。弾に属性を乗せることができる。

所持者登録可能。

ーーーーーーーーーーーー

「「「「「………」」」」」


「…ん、やり過ぎ…」


「あはは…」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ