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  作者: 颪金
15/15

帰宅

「ただいまー」

 扉を開けると、小夜が駆け付けてきた。

「お姉ちゃん! お土産ある?」

「小夜、その前に言うことあるでしょ?」

「えへへー、おかえりー」

「ただいま。はい、お土産」

 帰り道のサービスエリアで買ったクッキーを渡した。

「ありがとう!」

 大事そうに抱えて、リビングへと走った。

「ったく、荷物運ぶのくらい手伝いなさいよ……」

 ぶつぶつ言いながら、靴を脱ぎ、キャリーバッグのタイヤを拭く雑巾を取りに行った。


 リビングに行くと、キッチンで母親が夕食の準備をしていた。

「夜子、おかえりなさい。お祭り、楽しめた?」

「ただいま。うん、まあ、楽しかったよ」

 深入りされたらどうしようかなと、一瞬だが、頭がフル回転した。


「あっ、そうだ、お母さん。訊きたいことがあるんだけど」

「何?」

 カレーを煮込んでいる母の横に立って、訊いた。


「私と小夜の、名前の由来を教えてくれる?」

鵺 終了です。

伏線は回収できたと信じたいです。ありがとうございました。

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