1/1
タイトル未定2025/04/29 22:54
俺は小さい頃から電車が好きだった。
ガタンゴトンと鳴る音や揺れ、それぞれの駅までの道の違いがあって好きだった。誰かと乗って会話をしていて、所々電車の音にかき消されてお互い聞きなおすなんてことも多々あった。そんな気まずさも好きなんだ。だが今は話す人も隣に座る人も、次の駅を知らせてくれる人もいない。ただ電車が走る音だけが体に響く。
星が良く見える夜だ。
そうなんてことないことを考え俺は慣性に身を任せる。
本当に星がよく見えるな…
俺は小さい頃から電車が好きだった。
ガタンゴトンと鳴る音や揺れ、それぞれの駅までの道の違いがあって好きだった。誰かと乗って会話をしていて、所々電車の音にかき消されてお互い聞きなおすなんてことも多々あった。そんな気まずさも好きなんだ。だが今は話す人も隣に座る人も、次の駅を知らせてくれる人もいない。ただ電車が走る音だけが体に響く。
星が良く見える夜だ。
そうなんてことないことを考え俺は慣性に身を任せる。
本当に星がよく見えるな…
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。