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ブルーシアの善人
空の彼方から星が降る日
どこからどうやってたどり着いたのだろう
潔白なまでの清い心と
正しい言の葉
善なる立ち振る舞いに
僕の心は淀んで滞る
どこかで何かが違ってゆくのか
生まれた瞬間から違っているのか
どうしたらそうなれる?
水面を滑るような星の煌めき
応答のない空白の歳月
何もかもが善か悪かに二分されるようで
悲しくなる
僕の分類は善でないことがわかっているから
動けなくなる
遠い星から僕をみて
僕の中にも正しさはあるはず
明日を見出すために
どうかおしえて
僕の心は綺麗だと
嘘でもいいから
ささやいて




