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巣立ち
いつのまにか きみがみている未来は僕らとちがっていた。
いつからだろうか?気づかずにいた僕を恥じる。
きみがきみらしくいられる場所はここではなかっただけさ。
君が覚悟した未来はまちがいじゃない。
今はまだうずくまっているけれど、きみは羽根を隠していただけ。
高い空へと舞い上がる大きな大きな翼と力を持っている
羽ばたけ、舞い上がれ。高く 高く。
きみが傷つかないよう、僕はこの場所から祈るよ。ずっと ずっと。
背をむけたきみの足跡には白い羽が漂う。
きみの背中から翼がみえはじめた。
それは まるで花開くように・・・。




