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図書館
足を踏み入れると
過去を懐かしむような独特の匂いがする
少し重い空気は時の流れの蓄積なのか
心地良くも思える
静かな館内には
思い思いの本の世界を旅する人たち
あの人は異世界へ
あの人は未来へ
ページをめくるごとに深く入り込んでいく
僕も本を手に取り
その世界へと引き込まれていく
旅は終わりを知らず
次の世界また次の世界へと手を伸ばしてしまう
時間の経過をとうに忘れ
結局1日をここで過ごした
行きたい世界を飛び回れたこの日は
良い日だったと
心から思う
大好きな場所 図書館




