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時間軸協奏曲《タイムベース・コンチェルト》  作者: 月城日向
序章 亡き母
1/1

第一話 謎の男

月城日向作2作目作品

かけばれと平行連載中!

棺桶の中には母親の死体が納まっていた。

つい。ほんとうについさっきまで笑っていたのに。

ついさっき。といっても3日前。そんな前のこともさっきと思えてしまうほど時間が経つのは早かった。

母親は交通事故で死んだ。15歳の少年の無免許運転によってひかれた。

父親はいない。

父親は家を出ていった。母が死ぬ5年も前に。

母親だけで育ってきた。

そして僕は思った。



──過去に帰りたい、と。


○○○


僕──深谷涼は13歳。中学一年生で両親を失った。

正確には父親は死んではいない。


ある日、涼の行く学校の校舎の屋上でとある人物を発見した。

彼の着ている服はこの学校の制服ではない。

むしろ、宇宙服と言ったほうが合っているかもしれない。

涼は話しかけるべきか迷った。しかし、涼が答えを出すその前に彼から近寄ってきた。

「お前は。この世界のものか。」

「う、うん。まあそうだけど。」

少し涼は動揺していた。

「お前は。時間を行き来したいと思ったことがあるか。」

頬を冷や汗が垂れる。それはもちろん──

「ある。」

即答していた。

「ならば。これをやろう。」

そう言って渡してきたのは──ん? マイクロチップのようなものだった。

「これは……?」

「それは3001年製タイムワープマイクロチップ──」

マイクロチップというのは間違っていなかったようだ。

「──というものだ。世界には時間軸と空間軸がある。タイムワープマイクロチップ──通称TMCはその内の時間軸を移動できる。一種のタイムトラベルだ。それをやる。」

甘い話には裏がある。それが現代だ。ならば──

「なぜあなたはそこまでしてくれるのです?」

「なぜ……か。壊したいから、とだけ言っておこう。さて、対価なのだが──」

こんな代物をただでくれる訳がない。いくら請求する気だ?!

「それを沢山使ってくれたらそれでいい。」

「そう……ですか。それで? これはどうやって使うんですか?」

「うむ。それは後頭部に付けるんだ。それで何年と念じる。そしてワープと頭の中で考えるだけでいい。細かいところならコンマまで。大雑把おおざっぱなら世紀まで出来る。大雑把になればなるほどランダム値が増えるからいつに飛ぶか分からんぞ。電池はいらない。空間吸収電池式だからな。それだけだ。ではさらば。」

「あ、ちょっと!!」

TMCを使ったのだろうか。彼はどこ……いやいつかへ飛んでいった。


──でも。これがあれば!!

時間軸協奏曲タイムベース・コンチェルト▷第一話 謎の男 をお読み下さりありがとうございます!


月城です。


我が作品2作目ということで平行連載してるんですね。あっ略称はTBCとかでお願いします。


今回初回限定版が短めということで。まぁまぁ。


えぇと宣伝です。月城日向オフィシャルサイトとかけばれ公式サイト、TBC公式サイトがオープンしました。


宜しくお願いします。( `・∀・´)ノヨロシク


ということで


あばっ!

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