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エピローグ

 わたしの生きてきた世界は狭い。まだ一人では未来を描けなくて、誰かに縋りたい気持ちを抑えながら生きている。高まる気持ちと、思い通りにならない現実を自身で感じながら必死に生きている。

 大人は、私に「甘えてるだけだ」と興味すら持たない。私の心情を理解しようともしない。

 努力できたら、そんなに単純なことは無い。自分の気持ちと、現実が重ならなくなったとき、人は何もできなくなる。

 自分でどうにかしようともがく度に、見えないものに襲われるような感覚に陥る・・・この感覚が大人に分かるだろうか。社会に出て日々現実と向き合う大人に、現実と理想の狭間に居る私の気持ちが理解できるだろうか。

 誰かに私の存在を認めてほしくて、手を差し伸べてほしくて、毎日助けを求めても、結局誰も助けてくれない。

 そして、私は取り残された。


 

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