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  作者: ひよ
6/22

空がいた世界2

私たちは、ぎりぎりでクラスについた。

担任が来て、学校案内や学校生活についてなどを淡々としゃべり続ける。

その話は、校長からも配られた紙にも書いてあったためいらなかったのだが・・・


それから、今日の学校は午前中で終わり放課後になった。

その日の放課後は、さっさと帰れということだったので、私たちはそそくさと学校を出た。

空が「お昼はファーストフードで食べよう」ということなので、私たちは、帰りによって行くことにした。

店内に入ったのは、ちょうどお昼だったため中はほぼ満席と言っていい感じだった。

花「・・・どうしよっか」

空は少し考えると、こう言った。

空「花は、私たちの座る席探してきて。私は注文するから。花は何食べるの?」

花「普通のやつ。ノーマルっていうか」

空は、ニコッとすると口を開いた。

空「わかった」


私は、空と別れて座る席を探した。

いい席を見つけようと思ったのだが、どこを探してもないため、4人で座る席を選んだ。

そして、そこにバッグを置き、空のもとへ行く。

花「あったよー。でも、2人席じゃなく4人席なんだ。いい?」

空「別にいいよー」

空はトレイを持って私と横に並び歩いた。

見つけた席まで行き、ハンバーガーにかぶりつく。

花「わぁ、ハンバーガーなんて久しぶり。最近行ってなかったなぁ」

空は、その言葉を聞いて少し暗いトーンで言った。

空「・・・私も小1ぶりかも」

私は、どうしんだろう?と思ったがあえて聞かないでおいた。

なんとなく話ずらくて、黙っていると、誰かが話しかけてきた。


?「あのー。ちょっといいですか?」

私は、声がした方を向くと、私たちと同じ制服を着た女の子だった。

花「えっと・・・。なんでしょうか?

?「あの、なんか、すごい混んでて座るところないんです。ここっと4人席だからすわってもいいかなって」

私は、空の方を向くと空は「いいよー」とニコニコしながら言った。

花「じゃあ、どうぞ・・・」

?「ありがとうございます!あ、私の名前は小鳥遊直葉です!こっちは、神崎琴海。」会い相手が丁寧に紹介してくれたため、私も自己紹介を始めた。

花「私は、中村花。こっちは・・・」

空のことを説明しようとしたとき、空は自主的にしゃべりだした。

空「私は、望月空よろしくね」

空は、また笑顔で相手に言う。


そう―――――――――


ここで、私たちは出会ったんだ。

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