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  作者: ひよ
22/22

私がいた世界7

何もかもが黒くなった。

闇一色だ。

なにも見たくない、行きたくない、したくない。

そうして、部屋の隅で蹲る。

でも、学校には行かなきゃ・・・。


成績が悪くても、友達がいなくても、行かなきゃいけない。

そう思い、次の日も学校へ足を向けた。

いつもの一人の日常が待ち受けているのだと思った。

でも、待ち受けていたのはそれじゃない。

もっともっとひどいもので・・・


いじめだった。

理由は、うざいから。

毎日毎日地味子と言われた。

辛くて苦しいものだった。でも、それも耐えることしかできない。だれかに助けを求めることが私にはできなかった。

そうして、いつのまにか小学校生活は終わっていたのだ。

卒業式も終わり、私は一人で小学校から家までの道のりを歩いた。

その時に決意した。

中学校では、地味子なんて言わせない。すべてをがんばる。

友達もつくる。勉強もがんばる。母に何を言われようが、へこまない。

自分を変える。


絶対に。


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