『プレスマンの橋げた』
あるところにだいだらぼっちの信仰に熱心な村がありました。何か村人のためにしてくれるわけではないのですが、大きくて怖いので、暴れないでほしい、という気持ちから、酒やら米やらプレスマンやらを供えているのでした。だいだらぼっちは、大きいので、普通に供えても見えない可能性がありますから、一升ますに酒を注ぎ、たらいに飯を盛り、竹でプレスマンをつくったりしていたのですが、これがあだになったということでしょうか、だいだらぼっちが特製プレスマンを踏んづけて、足の裏に刺してしまいました。一本ならよかったのですが、いえ、よくありませんが、三、四本刺してしまいました。
だいだらぼっちは座り込み、足の裏から巨大プレスマンを抜いて、ちょっと怒りながらそのへんに適当にぶすぶす刺しました。竹の巨大プレスマンが刺さったところは、川の中で、村人たちが、橋をかけられなくて困っていたところだったのですが、だいだらぼっちの力で、竹がちょうどよく杭として刺さりましたので、そこを足がかりにして橋をかけることができ、村人たちは、プレスマンをだいだらぼっちが刺してくれたおかげでできた橋、ということで、プだ橋、と名づけましたが、明らかに言いにくいので、次第になまっていき、今では板橋、と呼ばれているそうです。
教訓:板橋以外にも、石橋や竹橋という地名もある。そのうち、プラ橋とかも出てくるはず。




